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【BMP-T】 †
ソ連およびロシア連邦で開発された歩兵戦闘車。
開発開始時期は不明だが、2000年にウラル兵器展示会2000で公表され、2005年から配備が開始された。
BTR-Tと同様、1990年代中盤のチェチェン紛争での教訓から、ゲリラ相手の市街戦でRPGなどの簡易対戦車兵器に対する高い防御力と建物内やバリケード陣地を制圧する武装を装備している。
BTR-T同様、旧式化したT-72の車体を流用し、ERA装甲ブロックを各所に追加、無人の台座型砲塔に2A42 30mm機関砲、9M113「コンクールス」対戦車ミサイル発射機、AGS-30及びAGS-17 30mm擲弾筒、PKT 7.62mm機関銃を装備する。操作は低い乗員区画内から行われる。
スペックデータ †
全長：6.95m
全幅：3.59m
全高：2.10m
戦闘重量：47t
エンジン：B92C2ディーゼルエンジン（出力1,000hp）
登坂力：60%
超堤高：0.85m
超壕幅：2.8m
最大速度：65km/h(路上)
航続距離：550km
乗員：5名
兵装：2A42 30mm機関砲1門（弾数900発）、AGS-17 30mm自動擲弾発射機2基（弾数600発）、9M113コンクールス（AT-5スパンドレル)対戦車ミサイル発射機4基（ミサイル4発）、PKT 7.62mm機関銃1挺（2,000発）
