*&ruby(びーえむでぃいち){【BMD-1】}; [#i1290b70]
旧ソ連が開発した空挺部隊向け[[歩兵戦闘車]]。~
開発は1960年代前半から始まり、1968年から生産が開始され、1969年に正式採用となった。~
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[[BMP-1]]を小型軽量化した物で、主武装もBMP-1と同様である。~
しかし、BMP-1よりも重量は約6トン軽い。~
また、輸送機からの投下も考えて懸架装置は姿勢制御式の液気圧式で、空中投下の際には懸架装置の破損を防ぐため、転輪と車体下部が水平になるように液気圧式懸架装置のアームを折り畳む。~
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追加設備として、フィルター式換気装置、自動消火装置、発煙装置を装備する。その外、空中投下された本車を空挺兵が探し出せるようにビーコン発信機が設置されている。外部との連絡用にR-123M無線機、車両内での会話用にR-124戦車会話装置が搭載されている。~
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実戦ではエチオピアとソマリアが戦ったオガデンの戦闘（1977年〜1978年）で初めて使用されたほか1979年のカブールの大統領府ダルラマン宮殿襲撃作戦や1979年12月のアフガニスタン侵攻に参加し、先乗りの空挺部隊で使用されて活躍した。~
現在でもロシア空挺軍で運用されているほか、CIS諸国やインドが装備している。~
