【BAR】(ぶろーにんぐおーとまてぃっくらいふる)

Browning Automatic Rifle

1917年、ジョン・M・ブラウニングの設計開発による機関銃
分類上は自動小銃分隊支援火器の中間に位置し、その両者の始祖とされている。

現代の基準では鈍重すぎるバトルライフルだが、第一次世界大戦当時においては圧倒的な火力を誇った。
やがて性能面では第一線を退くが、堅牢な設計でトラブルが少なく、その後も長く使われ続けた。
NATOやアメリカ対外援助などで盛んに輸出され、地域によっては1990年代まで使用していた所もある。

スペックデータ

種別自動小銃分隊支援火器
口径7.62mm
全長1,214mm
銃身長610mm
重量7.2〜8.8kg
装弾数20発(着脱式箱型弾倉)
使用弾薬.30-06スプリングフィールド弾
ライフリング4条右回り
作動方式ガス圧利用オープンボルト
銃口初速805m/s
発射速度300〜650発/分
有効射程548m


バリエーション

  • M1918:
    基本モデル。

  • M1918A1:
    M1918の改良モデル。二脚と肩当てプレートが取り付けられた。

  • M1918A2:
    フルオートモデル。発射速度が高速・低速の2段階で切り替えられる。

  • M1918A3 SLR:
    セミオートのみの民間モデル。

  • wz1928:
    ポーランド製モデル。


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