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*&ruby(びーにーななまるなな){【B2707】}; [#ge9bae18]
Boeing B2707(733-290).~
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1960年代に[[ボーイング]]社が開発を進めていた[[超音速旅客機]]。~
当時、超音速旅客機としては[[ロッキード]]社のL-2000、英仏共同開発の[[コンコルド]]、旧ソ連の[[ツポレフ]][[Tu-144]]といった機体が開発されていたが、本機はこれに対抗する機体として開発が始まった。~
開発当初は「[[ボーイング]]733-290」と呼ばれ、全長83メートル、最高速力マッハ2.7、[[ペイロード]]は乗客・乗員229人で[[可変後退翼]]を有する構造だったが、最終的に[[可変後退翼]]は省かれた形で開発が行われることになった。~
1960年代に[[ボーイング]]社が開発を進めていた[[超音速旅客機(SST)>超音速旅客機]]。~
当時、超音速旅客機としては[[ロッキード]]社のL-2000、英仏共同開発のブリストル223(後の[[コンコルド]])、旧ソ連の[[ツポレフ]][[Tu-144]]といった機体が開発されていたが、本機はこれに対抗する機体として開発が始まった。~
開発当初は「[[ボーイング]]733-290」と呼ばれ、全長83メートル、最高速力[[マッハ]]2.7、[[ペイロード]]は乗客・乗員229人で[[可変後退翼]]を有する構造だったが、最終的に[[可変後退翼]]は省かれた形で開発が行われることになった。~
しかし1971年3月24日、連邦議会が1億3400万ドルに及ぶ開発費の援助を拒否したことにより、本計画は頓挫することになる。~
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[[日本航空]]も本機を8機発注していたが、計画の頓挫に伴って自然と立ち消えた。~
(なお、[[コンコルド]]も並行して発注されていたがこちらも頓挫している)

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本機のモックアップは一度解体されたが、19年後に買い取られ、一部が再組立されてカリフォルニア州サンカルロスにあるヒラー航空博物館に展示されている。~
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**B2707のデータ(予定) [#m8469f18]
|全長|96.9m|
|全幅|43.18m|
|巡航速度|[[マッハ]]2.7|
|巡航高度|60,000ft(18,300m)以上|
|推進方式|ジェットエンジン×4基|
|推力|267kN(60,000lbf)×4基|
|乗客|250〜321人|
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