【B2707】(びーにーななまるなな)

1960年代、コンコルドロッキード社のL-2000、ツポレフTu-144に対抗すべくボーイング社が開発を進めていた超音速旅客機で、マッハ2.7を目差して開発された。
開発当初はボーイング733-290と呼ばれ、229人乗り、全長83メートルで可変後退翼を有する構造だったが、最終的に可変後退翼の機能は実装されない形で開発がおこなわれることになった。
しかし1971年3月24日、連邦議会が1億3400万ドルに及ぶ開発費の援助を拒否したことにより、本計画は頓挫することになる。

日本航空も本機を8機発注していた。

B2707のデータ(予定)

  • 全長:96.9m
  • 全幅:43.18m
  • 巡航速度:マッハ2.7
  • 巡航高度: 60,000 ft (18,300 m) 以上
  • ジェットエンジン推力: 267 kN (60,000 lbf) × 4
  • 乗客:250〜321人

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