【B-2】(びーに)

B-2 Spirit(スピリット)
米空軍の戦略爆撃機

B-52の後継機として長い航続距離ステルス性を重視して、ノースロップ(現・ノースロップ・グラマン)社によって1978年に開発が開始された。 初飛行は1989年。
F-117と同様に徹底したステルス性を追求していが、F-117とは違いB-2では目標探索用のレーダーを装備している。
だが、レーダーを使用すると発見される恐れがある為に使用は限定されている。
ペイロードは500lbs爆弾なら80発、2000lbs爆弾なら16発と言われ、またいわゆるバンカーバスターも搭載可能である。

世界一高価な機体であり、1機当り約10億ドル、研究開発費を含めると20億ドル以上と言われ、ギネスブックにも乗っている。
その為に撃墜を恐れた軍部が出撃をさせるのをためらい、初飛行から10年も経った1999年のユーゴ紛争が初の実戦であった。
結局開発段階では130機あまりを製造予定だったが、あまりの高価格に試作機を含む21機が製造されるに留まった。


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