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【AIM-47】 †
AIM-47 Falcon（旧称GAR-9）
アメリカ・ヒューズエアクラフト社製の空対空ミサイル。AIM-4やAIM-26と同じく愛称は「ファルコン」。
AIM-4の長射程発展型として開発された。
1958年から開発を開始し、1961年に初飛行した。
新型のヒューズAN/ASG-18レーダー/火器管制システムと組み合わされ、XF-108「レイピア」迎撃戦闘機に搭載する予定だったが、1959年に開発中止となり、システムはCIAのA-12「OXCART」偵察機の派生機として開発していたYF-12迎撃戦闘機に搭載されることになった。
誘導方式はセミアクティブレーダー誘導だが、必要に応じて発射航空機から提供される中間誘導段階における進路更新を受信できる。
YF-12も1966年までに計画中止となったが、その技術がアメリカ海軍のAIM-54「フェニックス」の開発に活かされ、AN/ASG-18も後のAN/AWG-9火器管制レーダーの基礎となった。
スペックデータ †
- XAIM-47A
全長：3.82m
翼幅：83.8m
直径：34.3m
発射重量：371kg
射程：160km+
速度：マッハ4
推進装置：ロッキード XSR13-LP-1 固体燃料ロケットモーター
誘導方式：セミアクティブレーダー誘導
弾頭：高性能炸薬弾頭（45kg）
- AIM-47B
全長：3.82m
翼幅：83.8m
直径：33m
発射重量：363kg
射程：160km+
速度：マッハ4
推進装置：ロッキード XSR13-LP-1 固体燃料ロケットモーター
誘導方式：セミアクティブレーダー誘導
弾頭：高性能炸薬弾頭（45kg）
