【AGM-122】(えーじーえむひゃくにじゅうに)

AGM-122 SideARM(サイドアーム)
AIM-9C「サイドワインダー」をベースに開発された対レーダーミサイル
名称はサイドワインダー(Sidewinder)をベースとした対レーダーミサイル(Anti-Radiation Missile)から来ている。

すでに生産されていたレーダー誘導方式のサイドワインダーをシーカーと信管を交換することにより対レーダーミサイルとして使用することから非常にコストパフォーマンスに優れた兵器であった。
アメリカ海兵隊において使用される。

スペックデータ

全長2.88m
直径12.7cm
翼幅63.5cm
発射重量88.5kg
射程17km
速度マッハ2.2
推進方式固体燃料ロケットモーター
エンジンMk.36 Mod11固体ロケットモーター
弾頭HE 爆風破片弾頭
弾頭重量11kg
誘導方式パッシブレーダー誘導
誘導装置WGU-15/B ジンバル付き広帯域パッシブレーダーシーカー


主なバリエーション

  • AGM-122A:
    在庫として保管されていたAIM-9Cのシーカーと信管を交換したモデル。

  • AGM-122B:
    ロケットモーターの変更による射程距離の延長を始め、さまざまな改良を施した新規生産モデル。
    結局、量産はされなかった。


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