【AGM-114】(えーじーえむひゃくじゅうよん)

AGM-114 Hellfire
TOW(とう)の後継として1983年に開発されたヘリ発射型の対戦車ミサイル
Hellfire(地獄の炎)の名の如く、対戦車ミサイルとしてはトップクラスの破壊力を持つ中の一つで、主にAH-64に装備され十数カ国で採用されている。
約8kgの成形炸薬弾頭をもち、セミアクティブレーザー誘導により誘導されるため、発射後は別の機体や地上の要員が誘導を制御するこができるため、簡易的な撃ちっ放し能力を得た。

射程は約500〜8000mで、初期型は「山なりに飛翔するため雲に入って目標を見失ってしまう」、「レーザーホーミングは悪天候に弱い」などの不満が出たが、改良が続けられ現在ではミサイル自身がレーダーを装備して自立的に誘導を行うという完全な撃ちっ放し能力を有しているL型の配備が進んでいる。
また、採用国の一部で対艦ミサイルなどに改造した派生型も存在する。


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