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- 90秒ルール へ行く。
- 1 (2007-08-21 (火) 23:02:39)
- 2 (2007-08-21 (火) 23:25:38)
- 3 (2007-09-12 (水) 22:29:14)
【90秒ルール】 †
アメリカ連邦航空局(FAA)が定めた商用機(旅客機・貨物機)の安全基準のひとつ。
「機内の全非常用脱出口の半分以下を使って、事故発生から90秒以内に乗客・乗員全員が脱出できるような構造にすること」が骨子となっている。
アメリカで商用機を製造・販売する航空機メーカーは、このルールを機体設計に取り入れることが義務付けられており、また、各航空会社で乗員に課される避難誘導の訓練もこれをもととして行われる。
2007年8月20日に那覇空港で発生した中華航空B737型機火災事故では、このルールをもとにした乗員の避難誘導により、乗客・乗員全員(165人)が火災発生から60秒前後で全員機外へ脱出、一人の死者も出なかった。
(同機は全員の脱出直後に爆発炎上しており、少しでも遅れていれば大惨事になるところだった)