【87式自走高射機関砲】(はちななしきじそうこうしゃきかんほう)

陸上自衛隊が開発した自走式対空砲?である
M42ダスター自走高射機関砲やM15A1対空自走砲の後継として開発した

74式戦車の車体を改造した物を使用し、1987年に制式化された
砲塔左右にKDA35mm高射機関砲を1門ずつ、計2門装備されている

射撃統制装置やレーダー機器を装備した高性能な自走式対空砲だが
約15億円の調達費が幸いして、52両で調達が終了した

なおレーダー機器の配置はゲパルト自走式対空砲?同様の配置を理想としていたが
ゲパルトのレーダーの配置が特許を取っていたため、それに触れないように配置されている

性能諸元

乗員3名
全長7.99m
全高4.40m
全幅3.18m
重量38.0t
エンジン三菱10ZF22WT
空冷2ストロークV型10気筒
ターボチャージド・ディーゼル(2,200rpm)
最大速度53km/h
行動範囲300km
兵装KDA35mm高射機関砲

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