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*&ruby(はちいちしきたんきょりちたいくうゆうどうだん){【81式短距離地対空誘導弾】}; [#f713494b]
[[自衛隊]]が装備している国産の[[地対空ミサイル]]。~
公募された[[愛称]]は「ショートアロー」であるが、「短SAM」の方が圧倒的に一般的。~
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初期型は1981年に正式化され、1990年で配備を完了した。~
主たる配備先は[[陸上自衛隊]]の[[高射特科>特科]]だが、[[海上自衛隊]]・[[航空自衛隊]]でも基地防空の用途に運用されている。~
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初期型は1981年に[[制式]]化され、1990年で配備を完了した。~
主たる配備先は[[陸上自衛隊]]の[[高射特科>特科]]だが、[[航空自衛隊]]でも基地防空の用途に運用されている。~
>[[海上自衛隊]]にも基地防空用として配備されていたが、2006年に退役している。
[[有効射程]]は[[93式近距離地対空誘導弾]]より長いが、[[03式中距離地対空誘導弾]]ほどではない。~
実際、その両者の中間域の防空を担当する目的で配備されている。~
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改装を施した[[73式大型トラック]]三輌をもって1個の[[プラットフォーム]]とし、そのうち一輌に[[射撃統制装置>火器管制装置]]、残り二輌に一基ずつ発射機を搭載している。~
発射機には誘導弾4発が装填され、それに加えて予備弾を収納したコンテナを搭載する。~
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[[射撃統制装置>火器管制装置]]は発射後の[[ロックオン]]にも対応し、また発射装置に「目視照準具」を接続する事により、目視での照準も可能。~
[[射撃統制装置>火器管制装置]]は発射後の[[ロックオン]]にも対応し、二つの目標に対する同時追跡と連続攻撃能力を有している。~
また、発射装置に「目視照準具」を接続する事により、目視での照準も可能。~
安全対策として、発射後の時間経過や[[射撃統制装置>火器管制装置]]からの指令で誘導弾を自爆させる機能を持つ。~
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なお、後継として[[巡航ミサイル]]への対処能力を備えた[[11式短距離地対空誘導弾]]が制式化されている。~
なお、後継として[[巡航ミサイル]]への対処能力を備えた[[11式短距離地対空誘導弾]]が[[制式]]化されている。~
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#ref(短SAM.jpg)~
Photo :JGSDF~
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**配備部隊 [#k0d6d72a]
-[[陸上自衛隊]]
--陸上自衛隊高射学校
---高射教導隊第1中隊
--陸上自衛隊武器学校
--[[北部方面隊]]
---[[第2師団第2高射特科大隊>第2師団（自衛隊）]]
---[[第5旅団第5高射特科中隊>第5旅団（自衛隊）]]
---[[第7師団第7高射特科連隊>第7師団（自衛隊）]]
---[[第7師団>第7師団（自衛隊）]]第7[[高射>高射砲]][[特科]][[連隊]]
---[[第11旅団第11高射特科隊>第11旅団（自衛隊）]]
--[[東北方面隊]]
---[[第9師団第9高射特科大隊>第9師団（自衛隊）]]
--[[東部方面隊]]
---[[第1師団第1高射特科大隊>第1師団（自衛隊）]]
---[[第12旅団第12高射特科中隊>第12旅団（自衛隊）]]
---[[第12旅団第12高射特科隊>第12旅団（自衛隊）]]
--[[中部方面隊]]
---[[第3師団第3高射特科大隊>第3師団（自衛隊）]]
---[[第10師団第10高射特科大隊>第10師団（自衛隊）]]
---[[第13旅団第13高射特科中隊>第13旅団（自衛隊）]]
---[[第14旅団第14高射特科隊>第14旅団（自衛隊）]]
--[[西部方面隊]]
---[[第4師団第4高射特科大隊>第4師団（自衛隊）]]~
~
-[[航空自衛隊]]
--航空教育集団
---航空自衛隊第2術科学校
--[[航空教育集団]]
---第1術科学校
--[[航空総隊]]
--[[北部航空方面隊>航空方面隊]]
---第2航空団第2基地防空隊（[[千歳基地>千歳空港]]）
---[[第2航空団>航空団]]第2基地防空隊（[[千歳基地>千歳空港]]）
---第3航空団第3基地防空隊（[[三沢基地>三沢飛行場]]）
--[[中部航空方面隊>航空方面隊]]
---第6航空団第6基地防空隊（[[小松基地>小松飛行場]]）
---第7航空団第7基地防空隊（[[百里基地>百里飛行場]]）
--[[南西航空方面隊>航空方面隊]]
---第9航空団第9基地防空隊（[[那覇基地>那覇空港]]）~
---[[第6航空団]]第6基地防空隊（[[小松基地>小松飛行場]]）
---[[第7航空団]]第7基地防空隊（[[百里基地>百里飛行場]]）~
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**スペックデータ [#h4f0dca7]
|全長|2.7m&br;2.85m（C型/電波弾）|
|直径|16cm|
|翼幅|60cm|
|発射重量|100kg&br;105kg（C型）|
|射程|50-7,000m|
|速度|[[マッハ]]2.4|
|弾頭|[[HE>榴弾]]破片効果弾頭（9kg）|
|飛行高度|15-3,000m|
|推進装置|固体推進ロケットモーター（[[日産自動車>IHI]]製）|
|誘導方式|オートパイロット[[慣性誘導>慣性航法装置]]/[[赤外線]][[シーカー]]&br;[[赤外線]]/可視光画像誘導（C型、光波弾）&br;フェイズドアレイパルスドップラー[[シーカー]]による[[アクティブレーダー誘導]]（C型、電波弾）|
|誘導方式|オートパイロット[[慣性誘導>慣性航法装置]]/[[赤外線]][[シーカー]]&br;[[赤外線]]/可視光画像誘導（C型、光波弾）&br;[[フェイズドアレイ>フェイズドアレイレーダー]]・パルスドップラー・[[シーカー]]による[[アクティブレーダー誘導]]（C型、電波弾）|
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**バリエーション [#n3321651]
-81式短SAM（A）：~
初期型。~
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-81式短SAM（B）：~
[[海上自衛隊]]の基地防空用。2006年に退役。~
~
-81式短SAM（C）：~
改良型。通称「短SAM改」。~
光波[[FCS>火器管制装置]]によって対妨害性と全天候性が向上。~
光波[[FCS>火器管制装置]]によって対妨害性と全天候性が向上したほか、FCSを通じて目標のコース情報を把握し、ミサイルの飛翔コース補正が行える。~
また、[[ロケットエンジン]]の推進剤に末端水酸基ポリブタジエンを採用し、性能向上と無煙化が図られている。~
[[師団対空情報処理システム（DADS）>データリンク]]との連接にも対応。~
光波弾は終末誘導は[[赤外線]]/[[可視光画像誘導>可視光誘導]]方式で[[レーザー]][[近接信管]]を採用し、電波弾は[[フェイズドアレイ>フェイズドアレイレーダー]]・パルスドップラー・[[シーカー]]による[[アクティブレーダー誘導]]方式でアクティブレーダー信管を採用している。~
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-[[11式短距離地対空誘導弾]]：~
後継機。通称「短SAM（改�供法廖�~
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