【81式自走架柱橋】(はちいちしきじそうかちゅうきょう)

陸上自衛隊施設科(工兵)部隊が装備する架橋車両。
74式戦車までの重量の車両(高機動車74式大型トラック?など)が通過可能である。*1

架橋器材は74式特大型トラックの荷台に橋脚と橋桁がセットで搭載されており、油圧で車体後方に展開し、架橋位置にセットされる。
6両1組みで最大で60mの橋を構築でき、架橋に要する時間は1径間あたり、わずか20〜30分程度である。

本車は各方面隊施設科に配備されている。
現在、後継として07式機動支援橋が開発されている。

スペックデータ

乗員:2人
全長:9.70m
全高:3.40m
全幅:2.85m
全備重量:22.4t
最高速度:85km/h
橋節長:10m
架設長:60m(1セット6両)
橋梁幅員:3.75m
架柱高:最大4m、調節幅2m
製作:日本アルミ


*1 90式戦車99式自走榴弾砲は重量と耐久性の関係で渡る事ができない

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