【67式戦車橋】(ろくななしきせんしゃきょう)

陸上自衛隊施設科工兵)部隊が装備する架橋戦車。
1961年から開発が始まり、1966年に仮制式、1967年に制式採用された。

61式戦車の車体をベースに折りたたみ式の橋を搭載している。
架橋作業には約3~5分を要し、幅10mまでの地形障害に対し橋梁を渡すことが可能で、40tまでの車両を通過させることができる。
また、武装として12.7mm機関銃M2を装備できる。

後継装備である91式戦車橋の配備で1993年にすべて退役している。

スペックデータ

乗員3名
全長7.2m
車体長6.03m
全高3.5m
全幅3.5m
車体幅2.95m
懸架方式トーションバー
全備重量35t
エンジン三菱12HM21WT 4ストロークV型12気筒空冷直噴式ターボチャージドディーゼル
(出力570hp)
速度45km/h(路上)
架設時間3〜5分
架設構造油圧操作式
架設角度水平下14°以下
橋梁構造軽金属折畳式
橋長12m
最大架橋幅10m
有効幅員3.5m
武装12.7mm機関銃M2×1基
製造三菱重工業



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