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- 1 (2003-12-29 (月) 23:44:13)
- 2 (2003-12-30 (火) 01:46:11)
- 3 (2003-12-31 (水) 13:27:21)
【３８式歩兵銃】
旧日本陸軍の近代的ボルトアクションライフル。
明治初期、海外からの輸入やコピーに頼っていた日本陸軍が自力で開発し、
明治38年(1905年）に正式採用した小銃である。
現在の狙撃銃にも劣らない命中率を誇り、実際の大会でも使用されるほどである。
またコピーや輸入品と違い、日本人の体躯に合わせた弾薬(6.5mm）であったため、
反動が少なく、撃ちやすかったと言われている。
反面、命中率を求めた為か、やたらと長い銃身（1270mm）で取り回しに難があり、
(もっともこれは銃剣格闘時、長い方が有利という考えもあったからであるが）
また量産品であるにも関わらず、ほぼ全ての銃同士に部品の互換性が無いという、
軍隊で使うとは思えない欠点があり、戦地での部品供給にも難があった。
後年、弾薬の威力不足が指摘され、7.7mmの99式小銃?に更新されたが、
生産がはかどらず、結局終戦まで主力として使用された。
戦後、米軍に戦利品として接収された物が、広くアメリカ国内に出回り、
今でもその姿を見ることが出来、実際に射撃大会や、狩猟に使われている。
バリエーションとして、38式騎兵銃、38式短小銃、38年式改狙撃銃などがある。
