【2S6】(にえすろく)

ロシアが開発した自走式AAA
NATOコードは『ツングースカ』*1
自走式高射機関砲ZSU-23-4の後継として開発され、1986年に配備が開発された。
機関砲地対空ミサイルを組み合わせたハイブリッドシステムを持ち、2A42 30mm機関砲4基と9M331対空ミサイルを左右のキャニスターに4発ずつ搭載した砲塔を持つ。
レーダーはNATOコードで「ホットショット」と呼ばれるEバンド型捜索レーダー・Jバンド型目標追跡レーダー・敵味方識別装置からなるレーダーシステムを搭載している。

ロシアの他ウクライナ、ベラルーシ、インドなどにも輸出が行われている。

関連:SA-19 M6


*1 ソ連では防空兵器には河川名に由来する愛称をつける(ツングースカ、ネヴァー、ガーンク(ガンジス川)など、一部例外あり)。同様に、自走砲には花に由来する名称をつける。例)グヴォズージカ(カーネーション)、アカーツィヤ(アカシヤ)、ギァツィント(ヒヤシンス)など

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