【2S25】(にえすにじゅうご)

2С25 "Спрут*1-СД"
1990年代初めにロシア連邦で開発された対戦車自走砲

BMD-3の車体を延長して車輪を増加し、新たに設計された砲塔を搭載している。
主砲はT-80T-90に装備されている2A46を基に開発された、2A75 125mm対戦車滑腔砲を装備する。
車体の大型化により重量は増したものの、パラシュートによる空中投下が可能である。

2010年に予算削減により調達計画は断念されると発表されたが、後に撤回され、2012年1月に海軍歩兵向けに2S9「ノーナ-S」自走砲の更新として10両配備する方針が発表された。

スペックデータ

乗員3名
全長7.07m
全高2.72m
全幅3.152m
戦闘重量18t
エンジン2V-06-2S水冷ディーゼルエンジン(出力510hp)
登坂力60%
速度71km/h(路上)/49km/h(不整地)/10km/h(浮航)
行動距離500km
兵装2A75 50口径125mm滑腔砲×1門(弾数40発)
PKT 7.62mm機関銃×1挺(弾数2,000発)
902V「トゥーチャ」3連装煙幕発射器×2基



*1 ロシア語で蛸の意であるが、“海の魔物(クラーケン)”の意味もある。

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