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*&ruby(いちまんきゅうせんごひゃくとんがたごえいかん){【19500トン型護衛艦】}; [#u2b5a21b]
[[海上自衛隊]]が取得計画中の[[ヘリコプター搭載護衛艦>護衛艦]]。（[[ヘリコプター空母]]）~
2010年度の概算要求で取得計画が発表されたことから、仮称「22DDH」と呼ばれている。~
1番艦は平成22年度予算で建造費1,208億円が認められた。~
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全長は[[ひゅうが]]型より長くなり、[[基準排水量]]も増加し、[[ヘリコプター]]の最大搭載機数も14機・同時離着艦機数5機と、[[ヘリコプター]]の運用能力が向上している。~
また、[[陸上自衛隊]]の人員400名と[[73式大型トラック]]50台の輸送能力や、他艦艇への洋上給油能力（3,300キロリットルの軽油・真水：汎用護衛艦3隻分）等、さまざまな任務に対応し得る能力が与えられる予定である。~
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その一方で、[[FCS-3改>FCS-3]][[射撃指揮装置>火器管制装置]]などの高価な装備は省かれ、搭載兵装も最低限の自衛火器のみとなるなど、（政治的事情から「（ヘリコプターの母艦機能を備えた）[[駆逐艦]]」であることを示す「DDH」の艦籍記号を与えられているが）他国の[[空母>航空母艦]]と同様、自身の交戦能力は皆無に等しくなっている。~
このため[[ひゅうが]]型以上に、他の[[護衛艦]]等との連携が重視されることとなる(([[ひゅうが]]型も単艦での運用は想定されていないため、合目的性を改善して[[コスト・パフォーマンス]]を向上させたともいえる。))。~
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今後は平成23年(2011年)に建造が開始され、平成26年(2014年)に退役予定の護衛艦「[[しらね]]」(DDH-143)を代替する予定である。~
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関連：[[多目的空母]]~
**性能緒元 [#d148a5c6]
|排水量（計画値）&br;（[[基準>基準排水量]]/[[満載>満載排水量]]）|19,500t/27,000t|
|全長|248m((旧海軍の空母と比較すると、改装後の[[加賀]]に相当する。))|
|全幅|38m|
|深さ|23.5m|
|喫水|7.5m|
|[[機関>エンジン]]|COGAG方式 2軸推進&br;LM2500IEC [[ガスタービン]]（28,000hp）×4基|
|機関出力|112,000hp|
|速力|30[[ノット]]|
|兵装|[[高性能20mm機関砲>ファランクス]]（[[CIWS]]）×2基&br;対艦ミサイル防御装置（[[RIM-116>RAM]]）×2基|
|艦載機|定数9機（[[哨戒ヘリコプター>対潜ヘリコプター]]×7機、輸送ヘリコプター×2機）、最大14機|
|輸送&br;・補給能力|貨油：3,300kL&br;3.5tトラック50台&br;車両用サイドランプ|
|[[C4Iシステム>C4I]]|[[OYQ-12]]戦術情報処理装置|
|[[レーダー]]|[[OPS-50>FCS-3]]級 3次元対空レーダー×1基&br;[[OPS-28]] 対水上レーダー×1基&br;航海レーダー×1基|
|ソナー|OQQ-23 ソナーシステム×1基|
|電子戦&br;・対抗手段|NOLQ-3D-1電波探知妨害装置&br;魚雷防御装置×1式&br;[[チャフ]]発射装置（片舷3基タイプ）×1式|
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**同型艦 [#j6097aca]
|艦番号|艦名|主造船所|起工|進水|就役|
|DDH-**|22DDH|[[ジャパンマリンユナイテッド>IHI]]&br;横浜工場|2012.1.27||2015.3予定|
|DDH-**|24DDH|ジャパンマリンユナイテッド|-|-|2017.3予定|
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