- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 091型 へ行く。
- 1 (2009-06-08 (月) 21:43:13)
- 2 (2009-06-08 (月) 21:44:21)
- 3 (2009-06-09 (火) 07:18:28)
- 4 (2009-06-10 (水) 11:27:40)
- 5 (2009-07-18 (土) 00:16:39)
- 6 (2009-09-02 (水) 19:47:28)
- 7 (2010-05-31 (月) 19:30:56)
- 8 (2011-09-29 (木) 11:14:32)
- 9 (2013-07-26 (金) 11:17:09)
- 10 (2014-06-29 (日) 00:50:00)
- 11 (2017-02-04 (土) 19:36:27)
- 12 (2020-07-07 (火) 03:23:30)
- 13 (2021-10-18 (月) 17:51:28)
【091型】 †
1974年に就役した中国海軍初の攻撃型原子力潜水艦。
中国では091型または長征1号級と呼称するが、NATOコードでは
船体は涙滴型でロシアの潜水艦と同様、船体構造は複殻構造を採用している。
推進方式は加圧水型原子炉一基を動力源とするターボ･エレクトリック方式を採用している。
1974年に1番艦が就役したが、陸上用の加圧水型原子炉を潜水艦用原子炉として十分な研究なしに改造・導入したため、構造的欠陥が原因と考えられる放射能漏れ事故が頻発し、約10年は本格的な運用が出来なかったと言われている。
1980年に就役した3番艦からはフランスの技術支援で戦闘システムが近代化された他、船体が約8m長くなっている*1。
旧式なため静粛性については1・2番艦は160〜170デシベル*2、3〜5番艦は140〜150デシベル*3と現在の日本やアメリカなどの主力潜水艦と比べると劣っている。
武装は533mm魚雷発射管6門を装備するほか、3番艦以降はYJ-82対艦ミサイルを装備している。
後継として、商型が現在配備中である。
スペックデータ †
| 全長 | 90.0m（401、402） 98.0m（403〜405） |
| 全幅 | 9.0m |
| 吃水 | 7.4m |
| 水中排水量 | 4,500t（401、402） 5,500t（403〜405） |
| 主機関 | ターボエレクトリック方式 1軸推進 加圧水型原子炉（出力90MW）×1基 蒸気タービン×2基（総出力12,000馬力） |
| 速力 | 12kt/25kt+ |
| 潜行深度 （通常/最大） | 200m/300m前後 |
| 乗員 | 75名 |
| 武装 | 533mm魚雷発射管×6門 （「魚3（Yu-3）」魚雷*4×20発） YJ-82SSM 機雷×36個（魚雷を搭載しない場合） |
| レーダー | MRK-50（スヌープ・トレイ）対水上レーダー×1基 |
| ソナー | DUUX-5低周波パッシブソナー 中周波アクティブソナー |
| 電子戦・通信 | 921A型ECMアンテナ UHF/VHF通信アンテナ 衛星通信アンテナ |
同型艦 †
| 艦番号 | 艦名 | 主造船所 | 起工 | 進水 | 就役 | 退役 | 所属 |
| 401 | 長征1号 | 渤海造船廠 | 1968. | 1970. | 1974. | 2000. | 北海艦隊 |
| 402 | 長征2号 | 1974. | 1977. | 1980. | 2001. | ||
| 403 | 長征3号 | 1980. | 1983. | 1984. | - | ||
| 404 | 長征4号 | 1984. | 1987. | 1988. | |||
| 405 | 長征5号 | 1987. | 1990. | 1990. |
*1 航行時の雑音対策と見られている。
*2 初期の旧ソ連製潜水艦（スキップジャック級?やノヴェンバー級?）と同程度。
*3 パーミット級?原潜（米）と同程度。
*4 旧ソ連製のSET-65E対潜魚雷をコピーしたもの。
