*&ruby(まるよんしきくうたいくうゆうどうだん){【04式空対空誘導弾】}; [#x8552c13]
AAM-5~
[[航空自衛隊]]にて、[[90式空対空誘導弾]](AAM-3)の後継として開発された[[空対空ミサイル]]。~
誘導方式は中間[[慣性誘導]]方式、終末赤外線画像誘導方式で[[撃ちっ放し能力]]を有する。[[信管]]はアクティブ・レーザー近接信管で弾頭は指向性弾頭とされる。~
同ミサイルの特徴として以下のことなどがあげられる。~
・赤外線フォーカルプレーンアレイ方式の多素子シーカーによるロックオンレンジ拡大、目標類別能力の向上~
・[[LOAL]](発射後ロックオン)に対応~
・推力偏向制御(TVC)の採用による機動性能向上~
・後翼操舵の採用による機動性能向上~
・シーカーの3軸ジンバルによるシーカーの首振り角の増大~
・高速演算装置の採用による妨害信号の排除。~
LOAL用いた運用には[[MIL-STD-1553B>MIL-STD-1553]]などが必要とされている。~
現在運用が可能な機体は[[F-15J/DJ>F-15]]の改修機のみであるが、今後は[[F-2]]等に搭載される予定である。~
また、同ミサイルの持つ高いオフボアサイト性能を生かすために、ヘルメット内臓照準装置の搭載されたボーイング社のJHMCSまたは島津製作所製のHMDといったHMDが同ミサイルの搭載機に搭載される見込みである~
**スペックデータ [#j6244b00]
全長：2,860mm~
直径：126mm~
翼幅：650mm~
重量：83,9kg~
信管：アクティブ・レーザー近接信管~
弾頭：指向性弾頭~
[[シーカー]]：赤外線フォーカルプレーンアレイ方式の多素子シーカー~
誘導方式：[[慣性誘導]]（[[中間誘導]]）/[[赤外線画像誘導]]（[[終末誘導]]）~
推進装置：固体燃料ロケットモーター~
最大速度：[[マッハ]]3~
最大射程:35��~
製作：三菱重工~
~
