*&ruby(まるひとしきたいせんしゃゆうどうだん){【01式対戦車誘導弾】}; [#f4d41863]
ATM-5 （愛称「LMAT（ラット）」、通称「軽MAT」）~
[[陸上自衛隊]]で使用されていた84mm[[無反動砲]]（[[カールグスタフ]]）の後継として、1993年に開発され、2001年に制式化された国産の携帯型[[対戦車ミサイル]]。~
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誘導方式は[[撃ちっ放し能力]]を有する赤外線画像誘導方式。弾頭は[[爆発反応装甲]]を意識してタンデム配置の二重[[成形炸薬>成形炸薬弾]]となっており、最大の特長はダイブモード（[[トップアタック]]能力）を有しているところである。~
また、[[掩蔽壕]]や[[トーチカ]]での使用を考慮し、バックブラストを低減させて発射時の安全性を高めるなど、84mm無反動砲に比べ格段の能力向上が図られている。~
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平成21年度予算までに1,034セットが調達され、主に[[普通科]]（[[歩兵]]）部隊に配備されている。~
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**スペックデータ [#rfc6b223]
全長：0.86m~
直径：0.12m~
弾頭：[[HEAT>成形炸薬弾]]（11.4kg）~
発射重量：17.5kg~
飛翔速度：4km/分~
射程：非公表~
推進方式：固体燃料[[ロケットモーター>ロケットエンジン]]~
誘導方式：赤外線画像誘導~
製造：[[川崎重工業]]~
調達価格：約2,600万円（1基）~
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