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【.45ACP 】
米西戦争（1898年）において、アメリカ軍の38口径では威力不足が露呈した。特に、フィリピン戦においては勇猛な原住民が銃弾を受けてもなお向かってくることから、マン・ストッピング・パワー?に優れた銃の研究が始まった。その結果、45口径が最適と判断され、各社がこれに従い45口径の銃を試作した。
最終的にコルト社のオートマチック式の拳銃（後のコルト・ガバメント、制式名称M1911）が採用されることとなったが、この際コルト社が同時に開発した.45ACPも採用されることとなった。
この弾丸は、マン・ストッピング・パワー?を重視していることから貫通力は弱いが、貫通しない代わりに人体に対して多くのエネルギーを与える（衝撃を与える）ことができるため、殺傷力が高い。.45ACPを受けると、自動車にはねられるのと同じ衝撃を受けると言われている。
