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*&ruby(へきれきご){【霹靂5】}; [#f27a9bd5]
[[中国人民解放軍>人民解放軍]]の[[短射程空対空ミサイル>空対空ミサイル]]。~
1966年に開発が始まり、以後[[文化大革命]]や経済混乱のせいで開発が大幅に遅れ1986年にようやく量産開始。霹靂5は前作の[[霹靂2]]の[[シーカー]]を改良、さらに射程を長くしたもので完成時には[[霹靂2]]よりかなり大型のものとなった。~
誘導方式は[[赤外線誘導]]と[[セミアクティブレーダー誘導]]で、量産時にはどちらも採用されタイプについても多数のバリエーションがあるが確認されているのは4タイプだけである。現在でも量産は続けられ、現役の[[殲撃7]]や[[殲撃8]]さらには新型の[[超7]]にも搭載可能である。
誘導方式は[[赤外線誘導]]と[[セミアクティブレーダー誘導]]で、量産時にはどちらも採用されタイプについても多数のバリエーションがあるが確認されているのは4タイプだけである。現在でも量産は続けられ、現役の[[殲撃7]]や[[殲撃8]]さらには新型の[[超7>殲撃9]]にも搭載可能である。
**霹靂5の主な種類 [#ue18428f]
-霹靂5（PL-5A）:[[セミアクティブレーダー誘導]]型。
-霹靂5（PL-5B）:[[赤外線誘導]]型。
-霹靂5（PL-5C）:PL-5Bの探知能力・運動性・オフボアサイト能力を向上した型。
-霹靂5（PL-5E）:[[AIM-9Lサイドワインダー>AIM-9]]に似たダブルデルタの[[カナード]]を採用し、40°のオフボアサイト能力を持った型。~
**霹靂5の[[カタログスペック]] [#ka00c255]
-霹靂5（PL-5B）~
全長：3.128��~
直径：12.7��~
翼面：65.7��~
発射重量：148kg~
弾頭：[[HE>榴弾]]爆風破片弾頭（6kg）~
推進装置：固体推進ロケットモーター~
最大速度：M2.2~
射程：1.3km〜16��~
G限界：21G~
誘導方式：[[赤外線誘導]]~
-霹靂5（PL-5C）~
全長：3.128��~
直径：12.7��~
翼面：65.7��~
発射重量：148kg~
弾頭：HE爆風破片弾頭（6kg）~
推進装置：固体推進ロケットモーター~
最大速度：M2.2~
射程：1.3km〜16��~
G限界：30G~
誘導方式：[[赤外線誘導]]~
-霹靂5（PL-5E）~
全長：2.896��~
直径：12.7��~
翼面：61.7��~
発射重量：83kg~
弾頭：HE爆風破片弾頭（6kg）~
推進装置:固体推進ロケットモーター~
最大速度：M2.2~
射程：0.5km-16〜18km~
G限界：40G~
誘導方式：[[赤外線誘導]]（[[オールアスペクト発射能力]]付き）~
関連:[[霹靂2]]
