【殲撃13】(せんげきじゅうさん)

Su-30フランカーの中国バージョン。
中国では殲撃13と言うが、ロシアではSu-30MKKSu-30MKK2Su-30MKK3と言われている。
MKKは多少スペックダウンされていて性能的にはSu-30MKI以下だが、MKK2/MMK3では同等の性能を持っていると思われる。 ちなみにSu-30MKK2以降は新型センサー(M400偵察ポット等)を搭載すると、空中指揮所としても機能し他の航空機10機に対してネットワーク任務の割り当てを行えるとのこと。

殲撃13は、殲撃11と同じように納入を3回に分けていて、第一期は空軍用向けにSu-30MKKが38機が(2001年)納入、第二期は同じく空軍用に28機(2002〜2003年)が納入、そして第三期が2004年から空軍海軍用に38〜40機納入される予定である。なお機体と一緒にロシア製のAS-18カズーAS-14ケッジ空対地ミサイルTV誘導爆弾KAB-500?K、AS-17クリプトン?対レーダーミサイルAA-12アッダー中射程空対空ミサイルAA-11アーチャー短射程空対空ミサイル等も「抱き合わせセット」で輸出したと言う不特定情報がある。
Su-30MKK2に関しては2004年から(予定納入数は38機)海軍に第一バッジの12機が2004年3月に、第二バッジの12機が2004年8月に中国に引き渡された。これらの機体は空軍の訓練テストセンターと南京軍管区の第3、第29戦闘機師団、広州軍管区の第18戦闘機師団に、また海軍のSu-30MKK2は東海艦隊の第4戦闘機師団に配備されている。

Su-30MKK3は現在開発段階なので、いつ納入するかはまだ決まっていない。

J-13.jpg

Photo スホーイ HP


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