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*&ruby(れいしきかんじょうせんとうき){【零式艦上戦闘機】}; [#bf3a88dc]
日本海軍が1940年に制式採用した[[艦上戦闘機]]。[[ゼロ戦]]と呼ばれることも多い。~
海軍での形式名称は「[[三菱>三菱重工業]]A6M」。[[米軍>アメリカ軍]]のコードネームはZeke(三二型はHamp)。~
[[日本海軍>日本軍]]が1940年に制式採用した[[艦上戦闘機]]。[[ゼロ戦]]と呼ばれることも多い。~
海軍での形式名称は「[[三菱>三菱重工業]]A6M」。[[米軍>アメリカ軍]]のコードネームは「&ruby(ジーク){Zeke};(三二型はHamp)」。~
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本機の開発に当たって、日本海軍は500/hの[[速度]]、[[九六式艦上戦闘機]]と同等の[[機動力]]、双発機なみの[[航続距離]]、高度3000mまで3分30秒以内の上昇力などを求めた。~
[[九六式艦上戦闘機]]を手掛けた三菱の堀越二郎技師を主務者とする設計チームは、これらを実現するため、徹底した重量軽減と世界初の「超々ジュラルミン材料」の導入や、可変ピッチプロペラ、引込式主脚、水滴型風防、落下増槽の採用、また胴体と主翼の一体構造化などを行うことで要求を実現させた。~
本機の開発に当たって、日本海軍は500/hの[[速度]]、[[九六式艦上戦闘機]]と同等の[[機動力]]、[[双発機]]なみの[[航続距離]]、高度3,000mまで3分30秒以内の[[上昇力>上昇率]]などを求めた。~
[[九六式艦上戦闘機]]を手掛けた三菱の堀越二郎技師を主務者とする設計チームは、これらを実現するため、徹底した重量軽減と世界初の「[[超々ジュラルミン]]((墜落した本機の機体を回収した米軍が、技術者に調査を指示したものの、使用されている金属が何なのかが分からなかったという。))」の導入や、可変ピッチ[[プロペラ]]、[[引込式主脚>着陸装置]]、[[水滴型風防>バブルキャノピー]]、[[落下増槽>増槽]]の採用、また胴体と[[主翼]]の一体構造化などを行うことで要求を実現させた。~
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同時期の欧米軍機に比べて防弾、機体強度などが見劣りしていたが、1000馬力級エンジンから絞り出される極限の性能を有しており、機動力、航続力は単発レシプロ戦闘機史上画期的な機体となり、大戦初期の戦いでは世界最強の名を欲しいままにした。~
同時期の欧米軍機に比べて軽量化の影響で防弾、機体強度などが見劣りしていたが、1,000馬力級エンジンから絞り出される極限の性能を有しており、機動力、航続力は[[単発>単発機]][[レシプロ>レシプロエンジン]][[戦闘機]]史上画期的な機体となり、大戦初期の戦いでは世界最強の名を欲しいままにした。~
このため、[[艦上戦闘機]]の最高傑作のひとつとして数えられることもある。~
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制式採用後、まもなく支那事変に投入されたが、このときの戦闘では、[[操縦士>パイロット]]の技量の高さと相まって100機以上を撃墜し、[[対空砲火>AAA]]で2機が撃墜された以外は空戦での損害なしという一方的な勝利を収めた。その後、[[大東亜戦争]]初期の[[真珠湾作戦>真珠湾攻撃]]、[[フィリピン空襲]]、[[インド洋作戦]]などでも無敵の活躍をした。~
しかし、開戦から数ヵ月後の[[珊瑚海海戦]]の頃には、[[F4F]]ワイルドキャットの活躍によって大きな損害を被るようになっていった。これは急降下速度、防弾能力、無線を利用した連携力の差による。~
制式採用後、まもなく支那事変に投入されたが、このときの戦闘では、[[操縦士>エビエーター]]の技量の高さと相まって100機以上を撃墜し、[[対空砲火>高射砲]]で2機が撃墜された以外は空戦での損害なしという一方的な勝利を収めた。~
その後、[[大東亜戦争]]初期の[[真珠湾作戦>真珠湾攻撃]]、[[フィリピン空襲]]、[[インド洋作戦]]などでも無敵の活躍をした。~
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しかし、開戦から数ヵ月後の[[珊瑚海海戦]]の頃には、[[F4F「ワイルドキャット」>F4F]]の活躍によって大きな損害を被るようになっていった。これは急降下速度、防弾能力、無線を利用した連携力の差による。~
[[本機の後継機>烈風]]の開発が思うように進まなかったため、幾度の改修で性能向上を図ったが、エンジン出力の向上や急降下速度、防弾能力の低さを抜本的に改良できず、大戦後期には性能が陳腐化し、ベテランパイロットが撃墜されることも多かった。~
対する米軍は高速・重武装の新型戦闘機[[F6F]]・[[F4U]]・[[P-38]]・[[P-51]]等を次々投入し、サッチ・ウィーブと呼ばれる編隊空戦法や本機が苦手とする一撃離脱を積極的に用いた。~
対する米軍は高速・重武装の新型戦闘機([[F6F]]・[[F4U]]・[[P-38]]・[[P-51]]等)を次々投入し、サッチ・ウィーブと呼ばれる編隊空戦法や本機が苦手とする一撃離脱を積極的に用いた。~
~
敗戦まで第一線で使用され、日本機としては最大の約1万機が生産された。((そのうち約1/3は[[中島飛行機>富士重工業]]で[[ライセンス生産]]された機体であった。))~
なお、後継機[[烈風]]の開発に目処が立ったのは大戦終盤の昭和19年10月で、敗戦までにわずか8機が生産されただけであった。~
結局、1945年の敗戦まで第一線で使用され続け、日本製航空機としては最多の約1万機が生産された((そのうち約1/3は[[中島飛行機>SUBARU]]で[[ライセンス生産]]された機体であった。))。~
なお、本機の後継機である[[「烈風」>烈風]]の開発に目処が立ったのは大戦終盤の昭和19年10月で、敗戦までにわずか8機が生産されただけであった((これは軍部が[[紫電改]]への生産集中を指示したためでもある。))。~
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前述のように[[大東亜戦争]]の開戦から敗戦まで一貫して第一線にあり続けたことから、[[戦艦]]「[[大和]]」と並んで有名な旧軍兵器として知られており、1990年代に大量に発表された「架空戦記」と呼ばれるフィクション作品にもしばしば登場している。~
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また、2009年には経済産業省から「近代化産業遺産群」に認定された((本機と同時に陸軍の三式重戦闘機「[[飛燕]]」も認定された。))。

**スペックデータ[#d6ad1470]
|機体略号|二一型:A6M2b&br;五二型:A6M5&br;五四型:A6M8|
|乗員|1名|
|全長|9.05m(二一型)&br;9.121m(五二型)&br;9.237m(五四型)|
|全高|3.53m(二一型)&br;3.57m(五二型/五四型)|
|全幅|12.0m(二一型)&br;11.0m(五二型/五四型)|
|翼面積|22.44屐米鶲豬拭&br;21.30屐文淨鷏/五四型)|
|空虚重量|1,754kg(二一型)&br;1,876kg(五二型)&br;2,150kg(五四型)|
|正規全備重量|2,421kg(二一型)&br;2,733kg(五二型)&br;3,150kg(五四型)|
|[[発動機>エンジン]]|「栄」一二型 空冷星形14気筒(二一型)&br;「栄」二一型 空冷星形14気筒(五二型)&br;「金星」六二型 空冷複列星形14気筒(五四型)|
|離昇出力|940hp(栄一二型)&br;1,130hp(栄二一型)&br;1,560hp(金星六二型)|
|最高速度|533km/h(高度4,550m、二一型)&br;565km/h(高度6,000m、五二型)&br;572km/h(高度6,000m、五四型)|
|航続距離&br;(正規/[[増槽]]あり)|二一型:1,433km/2,530km(巡航時:2,222km/3,350km)&br;五二型:1,920km/2,560km&br;五四型:850km|
|武装|九九式二号20mm機銃×2挺(主翼内)&br;九七式7.7mm機銃×2挺(胴体機首部)|
|携行弾数|主翼内:60発((後期生産型は100発。))(二一型)/100発(五二型)/125発(五四型)&br;胴体機首部:700発/240発(五四型)|
|兵装|30kg又は60kg爆弾×2発&br;250kg爆弾×1発、300kg爆弾×1発、30kg小型ロケット弾×4発、以上より選択(五四型)|
|>|>|>|CENTER:''零戦一一型系統''|
|CENTER:型名|CENTER:十二試艦戦&br;(1号機・2号機)|CENTER:零戦一一型|CENTER:零戦二一型|
|CENTER:機体略号|CENTER:A6M1|CENTER:A6M2a|CENTER:A6M2b|
|CENTER:乗員|>|>|CENTER:1名|
|CENTER:全長|CENTER:8.79m|>|CENTER:9.05m|
|CENTER:全高|CENTER:3.49m|>|CENTER:3.53m|
|CENTER:全幅|>|>|CENTER:12.0m|
|CENTER:翼面積|>|>|CENTER:22.44|
|CENTER:自重|CENTER:1,652kg|CENTER:1,671kg|CENTER:1,754kg|
|CENTER:正規全備重量|CENTER:2,343kg|CENTER:2,326kg|CENTER:2,421kg|
|CENTER:[[発動機>エンジン]]|CENTER:三菱 [[瑞星一三型>瑞星]]&br;[[空冷>空冷エンジン]]複列星型14気筒&br;(離昇出力780hp)|>|CENTER:中島 [[栄一二型>栄]]&br;空冷星型14気筒&br;(離昇出力940hp)|
|CENTER:[[プロペラ]]|>|>|CENTER:ハミルトン定速3翅(プロペラ直径2.90m)|
|CENTER:最高速度|CENTER:490km/h(高度3,800m)|CENTER:517.6km/h(高度4,300m)|CENTER:533.4km/h(高度4,550m)|
|CENTER:[[上昇力>上昇率]]|CENTER:6分15秒/5,000m|>|CENTER:7分27秒/6,000m|
|CENTER:[[実用上昇限度>上昇限度]]|CENTER:-|CENTER:10,080m|CENTER:10,300m|
|CENTER:降下制限速度|>|CENTER:-|CENTER:629.7km/h|
|CENTER:[[航続距離]]|CENTER:-|CENTER:2,222km(正規)&br;3,502km(増槽あり)|CENTER:全速30分+1,433km(正規)&br;全速30分+2,530km(増槽あり)|
|CENTER:武装|>|>|CENTER:[[九九式一号20mm機銃>九九式機銃]]×2挺(翼内・携行弾数各60発)&br;[[九七式7.7mm機銃>九七式機銃]]×2挺(機首・携行弾数各700発)|
|CENTER:爆装|>|>|CENTER:30kg又は60kg爆弾×2発|
~
|>|>|>|CENTER:''零戦三二型系統''|
|CENTER:型名|CENTER:零戦三二型|CENTER:零戦二二型|CENTER:零戦二二型甲|
|CENTER:機体略号|>|CENTER:A6M3|CENTER:A6M3a|
|CENTER:乗員|>|>|CENTER:1名|
|CENTER:全長|>|>|CENTER:9.121m|
|CENTER:全高|>|>|CENTER:3.57m|
|CENTER:全幅|CENTER:11.0m|>|CENTER:12.0m|
|CENTER:翼面積|CENTER:21.54|>|CENTER:22.44|
|CENTER:自重|CENTER:1,807kg|CENTER:1,863kg|CENTER:1,871kg|
|CENTER:正規全備重量|CENTER:2,535kg|CENTER:2,679kg|CENTER:2,713kg|
|CENTER:[[発動機>エンジン]]|>|>|CENTER:中島 栄一二型 空冷星型14気筒&br;(離昇出力1,130hp)|
|CENTER:[[プロペラ]]|>|>|CENTER:ハミルトン定速3翅(プロペラ直径3.05m)|
|CENTER:最高速度&br;([[高度]]6,000m)|CENTER:544.5km/h|CENTER:540.8km/h|CENTER:540.1km/h|
|CENTER:[[上昇力>上昇率]]&br;(6,000mまで)|CENTER:7分5秒|CENTER:7分19秒|CENTER:7分20秒|
|CENTER:[[実用上昇限度>上昇限度]]|CENTER:11,050m|>|CENTER:10,700m|
|CENTER:降下制限速度|CENTER:666.7km/h|CENTER:-|CENTER:629.7km/h|
|CENTER:[[航続距離]]|CENTER:全速30分+1,052km(正規)&br;全速30分+2,134km(増槽あり)|>|CENTER:全速30分+1,482km(正規)&br;全速30分+2,560km(増槽あり)|
|CENTER:武装|>|CENTER:九九式一号20mm機銃×2挺(翼内・携行弾数各100発)&br;九七式7.7mm機銃×2挺(機首・携行弾数各700発)|CENTER:九九式二号20mm機銃×2挺&br;(翼内・携行弾数各100発)&br;九七式7.7mm機銃×2挺&br;(機首・携行弾数各700発)|
|CENTER:爆装|>|>|CENTER:30kg又は60kg爆弾×2発|
~
|>|>|>|>|CENTER:''零戦五二型系統''|
|CENTER:型名|CENTER:零戦五二型|CENTER:零戦五二型甲|CENTER:零戦五二型乙|CENTER:零戦五二型丙|
|CENTER:機体略号|CENTER:A6M5|CENTER:A6M5a|CENTER:A6M5b|CENTER:A6M5c|
|CENTER:乗員|>|>|>|CENTER:1名|
|CENTER:全長|>|>|>|CENTER:9.121m|
|CENTER:全高|>|>|>|CENTER:3.57m|
|CENTER:全幅|>|>|>|CENTER:11.0m|
|CENTER:翼面積|>|>|>|CENTER:21.30|
|CENTER:自重|CENTER:1,876kg|CENTER:1,894kg|CENTER:1,912kg|CENTER:1,970kg|
|CENTER:正規全備重量|CENTER:2,733kg|CENTER:2,743kg|CENTER:2,765kg|CENTER:2,955kg|
|CENTER:[[発動機>エンジン]]|>|>|>|CENTER:中島 栄二一型 空冷星型14気筒&br;(離昇出力1,130hp)|
|CENTER:プロペラ|>|>|>|CENTER:ハミルトン定速3翅(プロペラ直径3.05m)|
|CENTER:最高速度&br;(高度6,000m)|CENTER:564.9km/h|CENTER:559.3km/h|CENTER:554.7km/h|CENTER:544.5km/h|
|CENTER:上昇力|CENTER:7分1秒/6,000m|>|CENTER:-|CENTER:5分40秒/5,000m|
|CENTER:実用上昇限度|CENTER:11,740m|>|~|CENTER:10,200m|
|CENTER:降下制限速度|CENTER:666.7km/h|>|>|CENTER:740.8km/h|
|CENTER:航続距離|>|>|>|CENTER:1,920km(正規)&br;全速30分+2,560km(増槽あり)|
|CENTER:武装(翼内)|>|>|CENTER:九九式二号20mm機銃×2挺|CENTER:九九式二号機銃×2挺&br;[[三式13.2mm機銃>三式機銃]]×2挺|
|CENTER:武装(機首)|>|CENTER:九七式7.7mm機銃×2挺|CENTER:三式13.2mm機銃×1挺&br;(機首右側)&br;九七式7.7mm機銃×1挺&br;(機首左側)|CENTER:三式13.2mm機銃×1挺|
|CENTER:携行弾数|CENTER:各100発(翼内)&br;各700発(機首)|CENTER:125発(翼内)&br;各700発(機首)|CENTER:125発(翼内)&br;240発(機首右側)&br;700発(機首左側)|CENTER:各125発(翼内)&br;240発(翼内(三式13.2mm機銃))&br;230発(機首)|
|CENTER:爆装|>|>|CENTER:30kg又は60kg爆弾×2発|CENTER:30kgまたは60kg爆弾×2発&br;30kg小型[[ロケット弾]]×4発&br;以上より選択|
~
|>|>|>|>|CENTER:''零戦五三型・五四型系統''|
|CENTER:型名|CENTER:零戦五三型|CENTER:零戦六二型|CENTER:零戦六三型|CENTER:零戦五四/六四型|
|CENTER:機体略号|CENTER:A6M6|>|CENTER:A6M7|CENTER:A6M8|
|CENTER:乗員|>|>|>|CENTER:1名|
|CENTER:全長|>|>|CENTER:9.121m|CENTER:9.237m|
|CENTER:全高|>|>|>|CENTER:3.57m|
|CENTER:全幅|>|>|>|CENTER:11.0m|
|CENTER:翼面積|>|>|>|CENTER:21.30|
|CENTER:自重|CENTER:2,150kg|>|CENTER:2,155kg|CENTER:2,150kg|
|CENTER:正規全備重量|CENTER:3,145kg|>|CENTER:3,155kg|CENTER:3,150kg|
|CENTER:発動機|CENTER:中島 栄三一型&br;空冷星型14気筒&br;(離昇1,300hp(予定))|CENTER:中島 栄三一型甲&br;空冷星型14気筒&br;(離昇1,130hp)|CENTER:中島 栄三一型&br;空冷星型14気筒&br;(離昇1,230hp)|CENTER:三菱 [[金星六二型>金星]]&br;空冷複列星型14気筒&br;(離昇1,560hp)|
|CENTER:最高速度|CENTER:580km/h(試算)&br;(高度6,400m)|CENTER:542.6km/h&br;(高度6,400m)|CENTER:554.2km/h&br;(高度6,400m)|CENTER:572.3km/h&br;(高度6,000m)|
|CENTER:上昇力|CENTER:9分53秒/8,000m|CENTER:7分58秒/6,000m|CENTER:7分35秒/6,000m|CENTER:6分50秒/6,000m|
|CENTER:実用上昇限度|CENTER:10,300m|CENTER:10,180m|CENTER:10,300m|CENTER:11,200m|
|CENTER:降下制限速度|>|>|>|CENTER:740.8km/h|
|CENTER:航続距離|>|>|CENTER:1,520km(正規)&br;全速30分+2,190km(増槽あり)|CENTER:850km(正規)&br;全速30分+1,200km(増槽あり)|
|CENTER:武装|>|>|CENTER:九九式二号20mm機銃×2挺&br;(翼内・携行弾数各125発)&br;三式13.2mm機銃×3挺&br;(機首1挺、翼内2挺・携行弾数各240発)|CENTER:九九式二号20mm機銃×2挺&br;(翼内・携行弾数各125発)&br;三式13.2mm機銃×2挺&br;(翼内・携行弾数各240発)|
|CENTER:爆装|CENTER:30kgまたは60kg爆弾×2発&br;30kg小型ロケット弾×4発&br;以上より選択|>|CENTER:60kg爆弾×2発&br;250kgまたは500kg爆弾×1発&br;以上より選択|CENTER:250kgまたは500kg爆弾×1発&br;30kg小型ロケット弾×4発&br;以上より選択|
~
**主な形式 [#j0428ff9]
-零戦一一型系統~
--十二試艦上戦闘機(A6M1)~
--十二試艦上戦闘機(A6M1):~
海軍から提示された「十二試艦上戦闘機計画要求書」に基づいて作られた試作機。~
エンジンは1〜2号機は[[瑞星]]一三型(離昇780hp)を、3号機は[[栄]]一二型(離昇940hp)を搭載している。~
~
--零式艦上戦闘機一一型(A6M2a、64機)~
--零式艦上戦闘機一一型(A6M2a、64機):~
暫定的とも言える初期生産型。~
そのため、[[着艦フック>アレスティングフック]]など[[艦上機]]としての艤装を持たない。~
~
--零式艦上戦闘機二一型(A6M2b、740機(三菱製)/2,821機(中島飛行機製([[ライセンス生産]])))~
--零式艦上戦闘機二一型(A6M2b、740機(三菱製)/2,821機(中島飛行機製([[ライセンス生産]]))):~
一一型に艦上機としての正規の艤装を施したもの。~
[[航空母艦]]へ搭載するため、主翼端を50cmずつ折り畳めるようになっている。~
~
--零式練習用戦闘機一一型(A6M2-K)~
--零式練習用戦闘機一一型(A6M2-K):~
二一型を複座にし、[[練習機]]としたもの。~
~
--[[二式水上戦闘機]](A6M2-N)~
--[[二式水上戦闘機]](A6M2-N):~
水上戦闘機「[[強風]]」の開発が難航したため、一一型に[[浮舟>フロート]]を取り付け、[[水上機]]にしたもの。~
~
-零戦三二型系統
--零式艦上戦闘機三二型(A6M3、343機)~
--零式艦上戦闘機三二型(A6M3、343機):~
二一型の後継でエンジンを[[栄]]二一型(離昇1,130hp)に換装し、翼端折畳機構を廃止して主翼を短縮、角型に成型。~
九九式一号二型20mm機銃を九九式一号三型に換装(装弾数60発→100発)~
二一型と比べて最大速度・上昇力・上昇限度が増加し、急降下性能や横転性能も改善されたが、航続力、水平飛行時の安定性は低下している。~
~
--零式艦上戦闘機二二型(A6M3、560機)~
--零式艦上戦闘機二二型(A6M3、560機):~
三二型の欠点を補うために急遽開発・生産された型で、翼端折り畳み機構を復活させ機内燃料タンクを追加した。~
~
--零式艦上戦闘機三二型甲、及び二二型甲(A6M3a)~
--零式艦上戦闘機三二型甲、及び二二型甲(A6M3a):~
二二型、及び三二型の20mm機銃を長砲身型の九九式二号三型に換装したもの。~
~
-零戦五二型系統~
--零式艦上戦闘機五二型(A6M5、747機)~
--零式艦上戦闘機五二型(A6M5、747機):~
二二型の発展型で、再び翼端折り畳み機構を廃止し、丸型に成型。~
エンジン排気でのロケット効果を狙い推力排気管化。~
[[栄]]搭載型では最大の560km/hを発揮。~
ただし極初期生産型は推力式単排気管が間に合わず、二二型同様の集合排気管を装備している。~
また、後期生産型から翼内燃料タンクに自動消火装置を設置して防御力を高めている。~
~
--零式練習用戦闘機二二型(A6M5-K)~
--零式練習用戦闘機二二型(A6M5-K):~
五二型を複座にし、[[練習機]]としたもの。~
1945年に試作機2機が完成するが、生産準備中に敗戦となる。~
~
--零式艦上戦闘機五二型甲(A6M5a、391機)~
--零式艦上戦闘機五二型甲(A6M5a、391機):~
ドラム給弾式の九九式二号三型20mm機銃をベルト給弾式の九九式二号四型に換装(装弾数100発→125発)~
また主翼外板を0.2mm厚くする等、構造を強化し急降下最大制限速度が増加した(741km/h)~
~
--零式艦上戦闘機五二型乙(A6M5b、470機)~
--零式艦上戦闘機五二型乙(A6M5b、470機):~
右胴体機銃を九七式7.7mm機銃から三式13.2mm機銃に変更した他、胴体外板を厚くし、前面風防に45mm厚の防弾ガラスを装備した。~
また、座席の後部に8mm防弾鋼板を装備可能である。~
~
--零式艦上戦闘機五二型丙(A6M5c、93機)~
--零式艦上戦闘機五二型丙(A6M5c、93機):~
左胴体九七式7.7mm機銃を廃止し主翼に三式13.2mm機銃2門を追加。~
操縦席後方に55mm防弾ガラスや8mm装甲板を追加し、主翼下に30kg[[ロケット弾]]、小型爆弾架を装備した。~
しかし、重量増により運動性は大幅に低下している。~
~
-零式夜間戦闘機(A6M5d-S)~
--零式夜間戦闘機(A6M5d-S):~
操縦席後部または胴体左舷に九九式二号四型20mm斜銃1挺を搭載して、[[夜間戦闘機]]に改修された機体。~
~
-零戦五三型・五四型系統~
--零式艦上戦闘機五三型丙(A6M6c)~
--零式艦上戦闘機五三型丙(A6M6c):~
エンジンを[[水メタノール噴射]]方式の[[栄]]三一型に換装。~
主翼内燃料タンクをセルフ・シーリング式に。~
エンジンと防弾タンクの開発遅延により試作1機のみ。~
~
--零式艦上戦闘機六二型/六三型(A6M7)~
--零式艦上戦闘機六二型/六三型(A6M7):~
五二型丙および五三型の胴体に250kg爆弾懸吊架(落下増槽懸吊架兼用)を装備した[[戦闘爆撃機]]型。~
大型爆弾を搭載しての急降下にも耐えられるように、水平尾翼の内部構造強化や胴体下面の外板厚増加も実施されている。~
[[特攻機]]として使用された機体には500kg爆弾を搭載したものもあった。~
~
--零式艦上戦闘機五四型丙(A6M8c)~
--零式艦上戦闘機五四型丙(A6M8c):~
[[栄]]をより大馬力の[[金星]]六二型(離昇1,500hp)に換装。~
スピナ及びプロペラは、同型エンジンを搭載する[[彗星]]三三型と同じ物を装備し、機首の13.2mm機銃は撤去されている。~
584km/hを発揮するも、時既に遅く敗戦。試作2機のみ。~
~
--零式艦上戦闘機六四型(A6M8c)~
--零式艦上戦闘機六四型(A6M8c):~
五四型丙の量産型名称。生産中に敗戦となる。~


http://sukhoi.s7.xrea.com/pukiwiki/attach/a6m003.jpg


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