【陸上攻撃機】(りくじょうこうげきき)

旧日本海軍における分類で、陸上基地から発進し、敵艦隊への雷撃を主任務とする大型の軍用飛行機雷撃機)。

ロンドン海軍軍縮条約巡洋艦駆逐艦の保有数が制限されたことを受け「飛行可能な水雷艇」として開発・配備された。
ペイロードは1t程度しかなく、航空魚雷1発を搭載できればよいとされ、その分戦闘行動半径が長い。
この性質のため、しばしば海洋の偵察を行う偵察機としても流用された。

太平洋戦争開戦当初のマレー沖海戦では、英国の戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」及び巡洋戦艦「レパルス」を空から撃沈するという戦果を挙げた。
しかし、陸上作戦を展開するにつれ、搭載量の少なさや装甲の貧弱さが災いするようになった。

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