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[[政治的目的を背景とする暴力行為などの不法行為>テロリズム]]から、要人の身辺を守る事により、要人の安全を確保する警察活動を言う。このように要人を一般市民と区別して特別に保護する理由は、国内要人については、その人の身辺に危害が及んだ場合、国政に重大な障害が生じたり、国民生活に深刻な影響を及ぼしたりするからであり、また、国賓((政府が儀礼を尽くして公式に接遇し、皇室の接遇にも預かる、外国の国王、大統領などの賓客など))や公賓((国際礼譲に照らし、相当の接遇を供する外国の皇族、行政府の長などの賓客))については、その人の身辺の安全が害される事案が起こると、我が国の国際的な信用が失墜するとともに外交問題に発展する恐れがあるからである。~
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警護対象者は、内閣総理大臣、衆参両院議長、最高裁判所長官、国務大臣などの国内要人のほか、国賓、公賓、外交使節団長などがある。
警護にあたる警察官は警護員と呼ばれ、その担当する任務により、要人の直近または周辺に配置される「身辺警護員」、要人の行き先に配置される「行先地警護員」、要人の通過する沿道に配置される「沿道警護員」要人の公私邸に配置される「宿舎警護員」などに区分される。
このうち身辺警護員については、要人と常に行動し、警護の最後の防波堤としての職務を果たすことから、[[テロリスト]]を制圧できる強靭な体力とともに豊かな教養と礼儀正しい行動が要求される。警視庁ではその身辺警護員のことをSPと呼んでいる。



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