- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 用法適応翼 へ行く。
- 1 (2008-11-12 (水) 00:17:11)
- 2 (2008-11-12 (水) 23:20:01)
- 3 (2009-06-06 (土) 16:50:30)
- 4 (2011-10-14 (金) 20:46:05)
- 5 (2015-04-23 (木) 21:43:02)
【用法適応翼】 †
mission adaptive wing (MAW)
航空機を動翼で操縦するのではなく、翼断面形そのものを変形させて制御する翼のこと。
主翼のキャンバーを変化させてフラップの代わりとしたり、翼をひねって補助翼の役割を果たしたりすることが出来る。
動翼を使う場合に比べ、翼の表面が滑らかであるため抗力を大幅に低減でき、速度や航続距離などの性能が大幅に向上するという。
また、翼面荷重を高くせずとも乱気流に強い機体を造れるとも言われる。
一方で、翼を自由に変形させられる柔軟さと、飛行に耐える強靭さを両立する必要があり、これまでのところ実用化はされていない。
米空軍?が1980年代に提唱したAFTI計画の一環として、F-111にガラス繊維製の用法適応翼を装着した実験機『AFTI F-111』を製造し*1、飛行実験をしていたことがある。