- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 富士総合火力演習 へ行く。
- 1 (2007-06-21 (木) 21:52:02)
- 2 (2007-08-09 (木) 22:24:36)
- 3 (2007-09-12 (水) 22:41:08)
- 4 (2008-04-09 (水) 06:32:21)
- 5 (2012-01-21 (土) 07:36:18)
- 6 (2012-08-26 (日) 21:44:08)
- 7 (2012-08-27 (月) 19:30:58)
- 8 (2014-08-24 (日) 12:13:34)
- 9 (2014-08-25 (月) 07:26:40)
- 10 (2014-08-25 (月) 21:33:42)
- 11 (2014-08-27 (水) 20:54:22)
- 12 (2014-09-03 (水) 10:44:05)
- 13 (2014-09-03 (水) 19:12:20)
- 14 (2014-09-04 (木) 21:47:10)
- 15 (2015-08-30 (日) 11:02:10)
- 16 (2016-08-28 (日) 12:29:49)
- 17 (2017-08-27 (日) 12:20:56)
- 18 (2018-06-03 (日) 10:01:36)
- 19 (2018-08-26 (日) 12:16:58)
- 20 (2019-08-25 (日) 12:06:17)
- 21 (2019-12-21 (土) 17:05:02)
- 22 (2020-05-20 (水) 04:49:04)
- 23 (2020-05-23 (土) 09:56:14)
- 24 (2020-05-23 (土) 11:49:59)
- 25 (2020-06-07 (日) 11:18:29)
- 26 (2021-05-22 (土) 11:09:16)
- 27 (2021-07-17 (土) 08:08:11)
- 28 (2021-07-23 (金) 11:41:31)
- 29 (2022-05-28 (土) 09:58:14)
- 30 (2023-04-11 (火) 19:15:20)
- 31 (2023-05-12 (金) 20:10:39)
【富士総合火力演習】 †
毎年夏〜初秋にかけて、静岡県御殿場市の陸上自衛隊東富士演習場で行われる、日本最大規模の軍事演習。
略称で「
陸上自衛隊富士学校に入校している生徒に火力戦闘の様相を認識させる目的で、1961年から開始され、1966年以降からは「自衛隊に対する国民の理解を深める」ために一般公開が開始された。
戦車・火砲の実弾(演習弾も含む)射撃や航空自衛隊の戦闘機による対地爆撃*1、ヘリコプターからの空挺降下など、実戦を模した大規模な内容*2である(一般公開される日にはそれが観客の眼前で行われる)ため、一連の演習を締めくくる「一般公開日(8月下旬〜9月上旬に実施)」の入場券は毎年、非常に高い競争率となる*3*4。
また、10式戦車・90式戦車・89式装甲戦闘車*5など、陸自の一線級装備が多く参加することから、在日米軍関係者、日本国内の外国公館に駐在している外国軍の駐在武官などといった軍事専門家も招待される*6。
演習参加部隊は、静岡県・富士駐屯地に所在する富士教導団が主体となり、中央即応集団隷下部隊やその他の部隊も加わるが、近年では「統合運用」の観点から、海上自衛隊や航空自衛隊からも部隊が参加している。
展示演習のプログラム †
一般公開日の「展示演習」は、陸上自衛隊の主要装備品を順次紹介する「前段演習」と、目標地域を敵部隊の防御陣地と想定して、諸職種協同での戦闘様相を展示する「後段演習」の2部構成で実施される。
平成26年度のプログラムを以下に述べる。
前段演習 †
- 遠距離火力:特科火力(99式自走155mmりゅう弾砲、203mm自走りゅう弾砲、155mmりゅう弾砲 FH70)
- 中距離火力:迫撃砲(81mm迫撃砲 L16、120mm迫撃砲 RT?)、誘導弾(87式対戦車誘導弾、中距離多目的誘導弾、96式多目的誘導弾システム)
- 近距離火力:対人障害(指向性散弾)、普通科火力(01式軽対戦車誘導弾、対人狙撃銃、96式装輪装甲車、84mm無反動砲、89式装甲戦闘車 他)
- ヘリ火力(対戦車ヘリコプターAH-1S、戦闘ヘリコプターAH-64D)
- 対空火力(87式自走高射機関砲)
- 戦車火力(74式戦車、90式戦車、10式戦車)
- 空挺降下
後段演習(島嶼部に対する攻撃への対応) †
- 部隊配置
- 機動展開
*1 ただし、一般公開の際には安全上の観点から実弾を投下せず、地上に設置した爆薬を点火して爆弾の命中を疑似的に再現している。
*2 一連の演習にかかる費用は毎年3〜4億円といわれており、「税金の無駄遣い」との批判もある。
しかし、この演習で使用される実弾は生産・購入後長期間経過し、用途廃棄直前となったものを使用しているという。
*3 平成21年(2009年)度のデータによると、平均競争率は28倍、駐車券付きでは209.5倍だった。
*4 そのため、動画共有サイトでのオンライン配信やCS放送による生中継も行われており、当日、会場に入場できない者もこれらを通じて観覧することができる。
*5 後二者は、実戦部隊では北海道所在の部隊にしか配備されていない。
*6 これは外国軍への示威活動という一面もある。