【表面冷却】(ひょうめんれいきゃく)

飛行機の機体表面積を用いて、液冷エンジンの冷却を行う方式。
空力的に邪魔な存在であるラジエーターを用いないため、エアレーサー?戦闘機などの高速性能が要求される飛行機に用いられた。

ただし、実用化できたのはスーパーマリンS6?マッキMC72?などのエアレーサー?に限られ、川崎キ64?など、戦闘機に用いようとする計画は全て試作段階で失敗に終わっている。
機体表面の大部分を覆う冷却器に一撃でも被弾するとエンジン停止の恐れがあった。


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