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*&ruby(はんすうひっちゅうかい){【半数必中界】};
*&ruby(はんすうひっちゅうかい){【半数必中界】}; [#o688d72c]
Circular Error Probability(CEP).~
[[ミサイル]]や[[爆弾]]の命中精度を測るのに使用される考えかたのひとつ。発射した半数の着弾が見込める範囲を目標を中心とした半径で表す。~
半数必中界が10mならば、発射した半数が目標から10m以内に着弾する見込みがある。
直訳すると「平均誤差半径」。~
~
兵器の命中精度を測るのに使用される単位のひとつ。~
発射した半数の着弾が見込める範囲を、目標を中心とした半径で表す。~

>なお、概念を単純化するために真円を想定する事も多いが、実際の誤差は楕円状に広がる。~
誤差の原因となるような諸条件は、全て特定のベクトルをもって働くものだからだ。

半数必中界が「10m」であれば、同条件で発射された弾の半数は目標から10m以内に着弾すると期待される。~
小さければ小さいほど命中精度が高く、狙った場所への効果を見込みやすい、とされる。~
ただし[[制圧射撃]]や移動目標への攻撃を想定する場合、低すぎるCEPは実質的な効力・制圧力を減少させる。~
またそもそも、CEPを減少させる試みは兵器のコストを増加させるため、必要以上の収斂は実用上の害となる。~

>[[弾道ミサイル]]の半数必中界は数kmにも達するが、一般に、それで良いものとされる。~
大都市の中心から数km以内のどこであろうと、[[NBC兵器]]が着弾すれば都市は壊滅する。

>「スマート爆弾(賢い爆弾)」と称される[[誘導爆弾]]であっても、実際のCEPは数m程度で頭打ちとなる。~
一区画を丸ごと吹き飛ばす量の[[爆薬]]を投下する際、その配置が1mズレている事は普通問題にならない。

**航法における平均誤差半径 [#l8656678]
CEPは兵器の命中精度だけでなく、[[航法]]の分野でも問題になる事がある。~
この文脈の場合、「情報としての確度が50%に達する半径」をCEPとする。~
~
そもそも[[航法]]は観測された情報からの推定であるため、計測機器の誤差が常に問題となる。~
誤差のない時計は原理的に存在し得ず、誤差のない測距もまた原理的に不可能である。~
従って、航法で示された緯度・経度・高度は全て確率上の分布であり、不可避な誤差を伴う。


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