【八八艦隊】(はちはちかんたい)

明治時代末期〜大正時代にかけての旧日本海軍が、大艦巨砲主義に則って計画した艦隊編成。
戦艦8隻と、巡洋戦艦8隻で構成される。
計画中にワシントン海軍軍縮条約が締結され、主力艦保有数が制限されたために頓挫した。

ただし、計画自体が当時の経済力を顧みないほど膨大な予算を要求するものであり、外交上の制約がなくともまともに建艦・運用できたかは疑わしい。
一部には、これをもって当時の旧軍(および大日本帝國)の軍政的無能を指し示す傍証と見る向きもある。

関連:8艦8機体制


トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS