【廃兵院】(はいへいいん)

戦場において、失明・四肢の切断・麻痺・戦争神経症など重度の傷害を負い、そのままでは社会復帰が難しい傷病兵に職業訓練を施したり、恩給を支給したりして、生涯にわたって面倒を見るための福利厚生施設。

日本では昭和9年に「廃兵」という字のマイナスイメージから「傷兵院」と改名した。

なお現在の日本にこのような施設は無い。*1


*1 第二次世界大戦終結まで傷兵院として運営されていた施設は、軍の解体により国立病院・療養所となり、現在は独立行政法人国立病院機構の施設として運営されている。

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