捩り下げ(ねじりさげ)とも言う。 翼の取り付け角が、付け根から翼端に行くにしたがって浅くなってゆく形状のこと。 あたかも翼がひねり曲げられ、翼端前縁が下がっているように見えることから、こう呼ばれる。 これによって迎え角を大きく取った時の翼端失速を防ぐ効果がある。 反面、直進時に翼端の揚力が小さくなるという弱点がある。 古くは九六式艦上戦闘機、零戦など、近年ではF-16やコンコルドなどの主翼に採用されている。 関連:コニカルキャンバー 前縁スラット
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