- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
*&ruby(にほんこうくう){【日本航空】}; [#g58d9f18]
|>|CENTER:''概要''|
|創設|1953年|
|ハブ空港|[[東京国際空港]]&br;[[成田国際空港>成田空港]]&br;[[関西国際空港]]&br;[[大阪国際空港>伊丹空港]]|
|焦点空港|[[中部国際空港]]&br;[[福岡空港]]&br;[[新千歳空港]]&br;[[那覇空港]]|
|[[マイレージサービス]]|JALマイレージバンク|
|[[保有機材数>フリート]]|222機（うちリース48機）|
|[[同盟>アライアンス]]|ワンワールド((かつて貨物機を運航していた時代には「WOW」にも加盟していた。))|
|[[保有機材数>フリート]]|152機|
|[[同盟>アライアンス]]|ワンワールド((2010年までは[[貨物機]]運航会社の[[アライアンス]]である「WOW」にも加盟していた。))|
|航空会社コード|IATA:JL&br;[[ICAO>国際民間航空機関]]:JAL|
|[[コールサイン]]|&ruby(ジャパンエア){JapanAir};|
|本拠地|東京都品川区|
~
Japan Air Lines (&ruby(ジャル){JAL};).~
~
日本の航空会社のひとつ。本社は東京都品川区に所在。~
かつては日本国の[[フラッグキャリア]]とみなされていた企業であり((このため、2019年3月までは[[航空自衛隊]]が運用していた[[日本国政府専用機（初代）>B747-47C]]の重整備や乗員教育、改装工事、[[グランドハンドリング]]や同機が整備で使用できないときの機材提供も行ってきた。))、現在でも国内外に大規模な路線ネットワークを擁する。~
>ただし、国内線については1980年代半ばまで幹線区間のみに限定されていた。~
国内線ネットワークが現在の規模に広がったのは、1980年代後半の「[[45/47体制]]」終焉と2000年代の[[日本エアシステム]]との経営統合以後のことである。
かつては日本国の[[フラッグキャリア]]とみなされていた企業であり((このため、2019年3月までは[[航空自衛隊]]が運用していた[[日本国政府専用機（初代）>政府専用機]]・[[B-747-400>B747-47C]]の重整備や[[乗員>エビエーター]]・[[整備員>航空整備士]]の教育、改装工事、[[グランドハンドリング]]や同機が整備で使用できないときの機材提供も行ってきた。))、現在でも国内外に大規模な路線ネットワークを擁する。~
>ただし、国内線については1980年代半ばまで幹線区間（[[札幌（千歳）>千歳空港]]〜[[羽田>東京国際空港]]・[[成田>成田空港]]〜[[大阪（伊丹）>伊丹空港]]〜[[福岡>福岡空港]]〜[[那覇>那覇空港]]の各区間((当時、[[関西国際空港]]・[[中部国際空港]]・[[新千歳空港]]は未開港だった。))）のみに限定されていた。~
国内線ネットワークが現在の規模に広がったのは、1980年代後半の「[[45/47体制]]」終焉と2000年代の[[日本エアシステム]]との経営統合以後のことである。~
なお、現在、国内線ネットワークの3割の路線は子会社の「[[ジェイエア]]」「[[北海道エアシステム]]」及び「[[日本エアコミューター]]」が「運送の共同引受」契約により、JALの便名をつけて運航している。
現在、業務の中核は[[旅客機]]による定期路線となっており、かつて手がけていた[[貨物機]]関連事業からは撤退している((最終期に使用されていたのは[[B747-400F/-400BCF>B747F]]や[[B767-300F>B767]]など。))。
関連：[[日本アジア航空]] [[JALエクスプレス]] [[日本エアコミューター]] [[ジェットスター・ジャパン]] [[ZIPAIR Tokyo]] [[SPRING JAPAN]] [[ジェイエア]] [[日本トランスオーシャン航空]] [[政府専用機（日本・初代）>B747-47C]] [[日本航空123便墜落事故]]~
**現在の使用機体 [#gd03f540]
-国際線
--[[ボーイング]][[B787-8/-9>B787]]~
34機を使用（-8型25機・-9型9機）。~
45機を使用（-8型27機・-9型18機）。~
最終的には-8型/-9型併せて50機を導入し、経年の古い[[B767-300>B767]]及び[[B777-200>B777]]を順次置換する予定である。~
2013年1月、[[バッテリー>電池]]の過熱による発火事故が起きたことから飛行停止となっていたが、2013年6月に運行再開。~
なお、8型のうち6機は[[LCC>格安航空会社]]の[[ZIPAIR Tokyo]]へ移籍した。~
~
--ボーイング[[B777-300ER/-200ER>B777]]~
300ER型13機、200ER型11機を使用。~
2023年度以降[[A350-1000>A350]]への置き換えを計画中である。~
~
--ボーイング[[B767-300ER>B767]]~
27機を使用。~
13機を使用。~
[[成田>成田空港]] - ホノルル線や成田 - ジャカルタ線などの中長距離線に導入中。~
JA616J以降の機体は[[ウイングレット]]を装着し、さらにフルフラットになるビジネスクラス「スカイスイート�供廚�B777-300ERで実績のある新エコノミークラス「スカイワイダー」を装備した199席仕様となっている他、227席、237席仕様がある。~
B787の導入に伴い、一部は国内線向けの「JAL SKY NEXT」仕様に改修され、[[羽田>東京国際空港]] - [[伊丹>伊丹空港]]線などで運航中。~
~
--ボーイング[[B737-800>B737]]~
近距離線向けとして9機を使用。~
成田、[[関西>関西国際空港]]、[[中部>中部国際空港]]の3空港から韓国や台湾、中国などの近距離国際線向けとして9機を使用。~
2クラス144席仕様で[[ビジネスクラス]]にはスカイラックスシートを装備。~
~
--[[エアバス>エアバス（企業）]][[A350-1000>A350]]~
2024年1月より就航。3機を運用中。~
-国内線~
--ボーイング[[B777-300/-200>B777]]~
300型4機、200型12機を使用。~
なお、2012年度に策定された中期事業計画ではB767に続いて退役の予定となっている。~
--ボーイング[[B787-8>B787]]~
当初は「国際線専用機材」であった本型だが、2019年から国内線用の機材も導入されている。~
国際線接続便として成田 - 伊丹線・[[中部>中部国際空港]]線に投入されている。~
~
--ボーイング[[B767-300/-300ER>B767]]~
300型14機、300ER型5機(([[B787-3>B787]]の開発遅延による代替機。))を使用。~
なお、300型は2008年より順次退役がはじまっている。~
--ボーイング[[B767-300ER>B767]]~
16機(([[B787-3>B787]]の開発遅延による代替機を含む。))を使用。~
~
--ボーイング[[B737-800>B737]]~
41機を使用((一部はJALエクスプレスが導入し、同社の合併に伴って移籍したもの。))。~
主に[[羽田>東京国際空港]]発着便として39機を使用((一部はJALエクスプレスが導入し、同社の合併に伴って移籍したもの。))。~
165席仕様（クラスJ：20席/[[エコノミー>エコノミークラス]]:145席）。~
~
-[[パイロット>エビエーター]]訓練用~
--[[エアバス>エアバス（企業）]][[A350-900>A350]]~
31機＋オプション25機発注。現在は15機を使用((現在までに16機が導入されているが、うち1機（[[機体記号]]：JA13XJ）は2024年1月2日、[[羽田空港>東京国際空港]]にて[[海上保安庁]]機と衝突して大破炎上したため喪失。))。~
ボーイングB777-200型/300型の後継。~
当社が発注・導入した初のエアバス製旅客機で、操縦系統に[[サイドスティック]]を採用した機体でもある((かつて[[日本エアシステム]]から引き継いだ[[A300]]は、操縦系統に[[操縦輪]]を用いていた。))。~
~
-[[貨物機]]~
--[[B767-300BCF>B767]]~
旅客型からの改造。~
~
-[[パイロット>エビエーター]]訓練用((訓練はファルコンフィールド飛行場（アリゾナ州フェニックス）やグアム国際空港で行っている。))~
--ビーチクラフト・ボナンザ（初等訓練用）
--ダイヤモンド・エアクラフト DA-40（同上）
--ビーチクラフト・バロン（中等訓練用）
--ビーチクラフト・[[キングエア]]（[[多発>多発機]][[タービン>ガスタービン]]資格取得用）
***今後、導入予定の機体 [#cf2401a1]
-[[エアバス>エアバス（企業）]][[A350XWB>A350]]
-[[三菱航空機>三菱重工業]][[MRJ]]（子会社のジェイエアで運用予定）
***退役機材 [#gb50ebde]
-旅客・貨物用
--[[マーチン]][[2-0-2>マーチン2-0-2]]（ノースウェスト航空から[[乗員>エビエーター]]込みでリース((創業当時、[[航空機]]の運航分野に日本人が携わることはまだ許されていなかった。))した機体。1機（もく星号(([[機体記号]]：N93043。1951年10月25日、営業運航第一便を担当した機体でもあった。))）を事故で喪失し、残りは委託運航契約満了に伴い返却）
--[[ダグラス]][[DC-3]]（[[C-47]]）（フィリピン航空からのチャーター機。営業開始前の披露・招待飛行でのみ使用）
--ダグラス[[DC-4B>DC-4]]
--デ・ハビランド DH.114 ヘロン
--ダグラス[[DC-6B>DC-6]]
--ダグラス[[DC-7C>DC-7]]
--ダグラス[[DC-8-32/-53/-55/-61/-62>DC-8]]
--[[コンベア880]]（[[日本国内航空>日本エアシステム]]からのリース機も使用）
--日本航空機製造[[YS-11]]（[[日本国内航空>日本エアシステム]]からのリース）
--イリューシン[[Il-62]]（[[アエロフロート航空>アエロフロート・ロシア航空]]との[[共同運航>コードシェア]]）
--[[ボーイング]][[B727-100>B727]]
--ボーイング[[B747-100/-100B>B747]]
--ボーイング[[B747SR-100/-300SR>B747SR]]
--ボーイング[[B747-100B/SUD>B747]]
--ボーイング[[B747-200B>B747]]
--ボーイング[[B747-200F>B747F]]
--ボーイング[[B747-300>B747]]
--ボーイング[[B747-400>B747-400]]
--ボーイング[[B747-400D>B747-400D]]
--ボーイング[[B747-400F/BCF>B747F]]
--ボーイング[[B737-400>B737]]
--ボーイング[[B767-200>B767]]
--ボーイング[[B767-300>B767]]
--ボーイング[[B777-200/300>B777]]
--[[マクダネル・ダグラス]][[DC-10-40>DC-10]]
--マクダネル・ダグラス[[MD-11]]
--[[ロッキード]][[コンステレーション>コンステレーション（航空機）]]（[[エールフランス]]との[[共同運航>コードシェア]]）
--[[エアバス>エアバス（企業）]][[A300B2/B4>A300]]（[[日本エアシステム]]からの移籍）
--エアバス[[A300-600R>A300]]（[[日本エアシステム]]からの移籍）
--マクダネル・ダグラス[[MD-81>DC-9]]（[[日本エアシステム]]からの移籍）
--マクダネル・ダグラス[[MD-87>DC-9]]（[[日本エアシステム]]からの移籍）
--マクダネル・ダグラス[[MD-90-30>DC-9]]（[[日本エアシステム]]からの移籍）
~
-訓練専用機材
--ビーチクラフト AT-11
--ビーチクラフト ツインビーチ
--ビーチクラフト H-18
--ダッソー [[ファルコン20>ファルコン（ビジネス機）]]
***発注取消機材 [#l468fd0b]
-[[デ・ハビランド]][[DH.106 コメット>コメット]]（墜落事故が相次いだ事により発注取り消し。詳しくは項を参照）
-ボーイング[[B2707]]
-[[アエロスパシアル]]/[[BAe]] [[コンコルド]]((日本の航空会社で[[超音速旅客機]]を発注したのは当社だけであった。))
-ボーイング[[B787-3>B787]]（生産遅延を理由にB787-8型に発注を変更）~
-[[三菱航空機>三菱重工業]][[スペースジェット]]((新型コロナウイルス（COVID-19）の世界的流行による航空需要の大幅な減少及び度重なった納入延期により商品化が困難と判断され、2023年2月、開発計画が中止された。))
**沿革 [#n39abbd5]
:1951年8月1日|会社（民間事業第一期）設立。
:1951年8月27日|[[C-47A>C-47]]（[[DC-3]]）「金星号」(([[機体記号]]PI-C7。フィリピン航空からのチャーター機で、この飛行でのみ使用。))で運航・報道関係者対象の披露・招待飛行を開始。
:1951年10月25日|[[マーチン2-0-2]]((アメリカ・ノースウェスト航空から乗員込みでリースした機体。&br; 1機（[[機体記号]]：N93043「もく星」号）を事故で喪失し、残りは委託運行契約満了後に返却。))で定期運航を開始。&br;当初の路線は[[羽田>東京国際空港]]〜[[伊丹>伊丹空港]]〜板付（現在の[[福岡空港]]）間。
:1951年8月27日|[[C-47A>C-47]]（[[DC-3]]）「金星号」で運航・報道関係者対象の披露・招待飛行を開始。
:1951年10月25日|[[マーチン2-0-2]]で定期運航を開始。&br;当初の路線は[[羽田>東京国際空港]] - [[伊丹>伊丹空港]] - 板付（現在の[[福岡空港]]）間。
:1952年10月|ノースウェスト航空との運航委託契約満了により、[[DC-4B>DC-4]]「高千穂号」（[[機体記号]]：JA6002）による自主運航を開始。
:1953年8月1日|日本航空株式会社法（日航法）が公布・施行。
:1953年10月1日|日航法により、半官半民の特殊法人としての「日本航空株式会社」が創設され、旧法人の権利・義務一切を承継((現在の同社の法人格は、「特殊法人」として創立されたこの時をルーツとしている。))。
:1953年11月|国際線の運航を開始。（羽田〜ホノルル〜サンフランシスコ間）
:1954年8月|初の皇族向け特別機運航((北海道で行われた国民体育大会に出席された昭和天皇・香淳皇后が帰京する際に[[DC-6]]に搭乗された。))。&br;これ以後、日本国政府の要請による要人輸送を受け持つようになる。
:1953年10月1日|日航法により、半官半民の特殊法人としての「日本航空株式会社」が創設され、旧法人の権利・義務一切を承継((現在の当社の法人格は、「特殊法人」として創立されたこの時をルーツとしている。))。
:1953年11月|国際線の運航を開始。（羽田 - ホノルル - サンフランシスコ間）
:1954年8月|初の皇族向け特別機運航((北海道で行われた国民体育大会に出席された昭和天皇・香淳皇后が帰京する際に[[DC-6]]に搭乗された。&br; なお、往路は[[お召列車>鉄道]]と青函連絡船を利用された。))。&br;これ以後、日本国政府の要請による要人輸送を受け持つようになる。
:1960年8月|初のジェット機・[[ダグラス]][[DC-8]]が太平洋路線に就航。
:1961年6月|北回りヨーロッパ線自主運航開始。
:1961年9月|国内線に初のジェット機導入（[[コンベア880]]・羽田〜[[千歳>千歳空港]]間）
:1961年9月|国内線に初のジェット機導入（[[コンベア880]]((当初は中距離国際線用機材として導入されたが、[[ターボプロップ]]機（[[フォッカーF27]]やヴィッカース・[[バイカウント]]）を用いていた[[全日本空輸]]に対抗するために国内線でも用いられた。))・羽田 - [[千歳>千歳空港]]間）
:1965年1月|海外パックツアー「ジャルパック」販売開始。
:1967年3月|アジアの航空会社としては初の世界一周路線運航開始（1972年12月休止）。
:1970年7月|[[B747]]就航。
:1967年6月|当時、アメリカの[[軍政]]統治下にあった沖縄で営業していた「琉球航空運輸」に出資し「南西航空（現在の[[日本トランスオーシャン航空]]）」を設立。
:1970年7月|[[B747]]初就航。&br;以後、各派生型を合計110機導入し、同機最大の顧客となる((ただし、[[-SP>B747SP]]及び[[-8>B747-8]]は導入しなかった。))。
:1971年3月31日|[[よど号事件]]発生。日本史上初の[[ハイジャック]]であった。
:1975年|1972年の「日中国交正常化」により運航できなくなった台湾路線を運航する会社として[[日本アジア航空]]を設立。
:1985年8月12日|[[日本航空123便墜落事故]]発生。520名が死亡する世界航空史上最悪の単独機事故となった。
:1987年11月18日|日航法廃止により、完全民営化。（民間事業第二期）
:1992年11月|[[政府専用機（初代）>B747-47C]]導入に伴い、整備・[[グランドハンドリング]]・乗員教育の一部を総理府より受託((後に機体は[[防衛庁]]（[[防衛省]]）・[[航空自衛隊]]へ移管。))。
:1995年|[[CRS]]「AXESS」が[[アメリカン航空]]の開発した[[SABRE]]と連携。
:1995年5月|[[政府専用機（初代）>政府専用機]][[B-747-400>B747-47C]]の整備・国内空港における[[グランドハンドリング]]・[[乗員>エビエーター]]及び[[整備員>航空整備士]]教育の一部を[[防衛庁]]・[[航空自衛隊]]より受託。
:2002年10月2日|[[株式会社日本エアシステム>日本エアシステム]]((旧名「東亜国内航空」。))と経営統合し、同社との株式移転により設立された持株会社「株式会社日本航空システム」の傘下に入る。
:2004年4月1日|旧日本航空を「株式会社日本航空インターナショナル（Japan Airlines International Co., Ltd.）」、[[日本エアシステム]]を「株式会社日本航空ジャパン（Japan Airlines Domestic Co.,Ltd.）」へそれぞれ商号を変更。&br;また、日本航空システムとの株式交換により日本アジア航空((1972年の日中国交正常化に伴い、日航が運航できなくなった台湾（中華民国）向け路線の運航を担当していた会社。))を完全子会社化。
:2004年4月1日|旧日本航空を「株式会社日本航空インターナショナル（Japan Airlines International Co., Ltd.）」、[[日本エアシステム]]を「株式会社日本航空ジャパン（Japan Airlines Domestic Co., Ltd.）」へそれぞれ商号を変更。&br;また、日本航空システムとの株式交換により[[日本アジア航空]]を完全子会社化。
:2004年6月26日|日本航空システムを「株式会社日本航空」に商号変更。
:2006年10月1日|日本航空ジャパンを日本航空インターナショナルに吸収合併。&br;これにより、東亜国内航空をルーツとする旧日本エアシステムの法人格が消滅。
:2007年4月1日|グループ各社((参加したのは日本航空インターナショナルの他、日本アジア航空、JALウェイズ、JALエクスプレス、ジェイエア、日本トランスオーシャン航空の各社。))と共に[[国際的航空連合>アライアンス]]「ワンワールド」に正式加盟。
:2008年4月1日|日本アジア航空を吸収合併する。
:2009年3月29日|[[日本貨物航空]]との[[貨物便>貨物機]][[コードシェア]]を開始。
:2007年4月1日|グループ各社((参加したのは日本航空インターナショナルの他、[[日本アジア航空]]、JALウェイズ、[[JALエクスプレス]]、[[ジェイエア]]、[[日本トランスオーシャン航空]]の各社。))と共に[[国際的航空連合>アライアンス]]「ワンワールド」に正式加盟。
:2008年4月1日|[[日本アジア航空]]を吸収合併する。
:2009年7月|[[クラシックジャンボ>B747]]の最後の1機が退役。&br;これにより、日本の民間航空業界から「[[航空機関士]]」という職種が消滅。
:2009年9月11日|グループ会社だった北海道エアシステムの経営から撤退。
:2010年1月19日|日本航空（持株会社）、日本航空インターナショナル及び金融子会社「ジャルキャピタル」の3社が東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請。即日受理され、事実上の経営破綻に陥る((負債総額はグループ全体で2兆3000億円もの巨額にのぼり、日本企業としては[[第二次世界大戦]]後第4位（当時）の大型倒産事案となった。))。&br;以後「企業再生支援機構((「有用な経営資源を持ちながら過大な債務を負っている企業」の事業再生を支援するため、政府と民間金融機関の出資により2009年に設立された官民ファンド。&br; 支援対象企業に対し「（金利減免などを行った）債権の買取・証券化による処分」「出資」「経営者の派遣」「不採算事業の整理」などを行う。&br; 2013年3月に業態の一部を変更し「地域経済活性化支援機構」と改組されている。))」からの支援により再建を開始。
:2009年9月11日|グループ会社だった[[北海道エアシステム]]の経営から撤退。
:2010年1月19日|日本航空（持株会社）、日本航空インターナショナル及び金融子会社「ジャルキャピタル」の3社が東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請。即日受理され、事実上の経営破綻に陥る((負債総額はグループ全体で2兆3000億円もの巨額にのぼり、日本企業としては[[第二次世界大戦]]後第4位（当時）の大型倒産事案となった。))。&br;以後「企業再生支援機構((「有用な経営資源を持ちながら過大な債務を負っている企業」の事業再生を支援するため、政府と民間金融機関の出資により2009年に設立された官民ファンド。&br; 支援対象企業に対し「（金利減免などを行った）債務の買取・証券化による処分」「出資」「経営者の派遣」「不採算事業の整理」などを行う。&br; 2013年3月に業態の一部を変更し「地域経済活性化支援機構」と改組されている。))」からの支援により再建を開始。
:2010年12月1日|日本航空インターナショナルを存続会社とし、持株会社の「株式会社日本航空」とジャルキャピタル、JALウェイズを吸収・合併。&br;同時に資本金の全額を減資し、これに代わって企業再生支援機構からの出資を受け、同機構の傘下に入る。
:2011年3月1日|[[B747-400]]全機退役。これにより、[[フリート]]から[[B747]]ファミリー((なお、[[防衛省]]・[[航空自衛隊]]から委託されている[[政府専用機>B747-47C]]の整備及び[[エビエーター]]（パイロット及び[[フライトアテンダント]]）の教育は2018年度まで行われていた。))及び[[三発以上のエンジンを持つ機体>多発機]]が姿を消し、すべて[[双発機]]となる。
:2011年3月1日|[[B747-400]]および[[-400D>B747-400D]]全機退役。これにより、[[フリート]]から[[B747]]ファミリー((なお、[[防衛省]]・[[航空自衛隊]]から委託されていた[[政府専用機]]・[[B-747-400>B747-47C]]の重整備及び[[エビエーター]]（パイロット及び[[フライトアテンダント]]）・[[整備員>航空整備士]]の教育は2018年度まで行われていた。))及び[[三発以上のエンジンを持つ機体>多発機]]が姿を消し、すべて[[双発機]]となる(([[全日本空輸]]はその後、[[A380]]を導入したが、当社は導入しなかった。))。
:2011年3月28日|更生計画終了。民間企業に復帰。
:2011年4月1日|商号を「日本航空株式会社」に再度復帰。
:2011年9月5日|「ジェットスター・ジャパン」社((オーストラリアのカンタス航空グループ及び三菱商事との共同事業。))を設立し、[[LCC（格安航空会社）>格安航空会社]]事業に参入。
:2011年9月5日|「[[ジェットスター・ジャパン]]」社((オーストラリアのカンタス航空グループ及び三菱商事との共同事業。))を設立し、[[LCC（格安航空会社）>格安航空会社]]事業に参入。
:2012年9月19日|株式を再上場し、企業再生支援機構の保有する株式を全て放出((これにより企業再生支援機構からの出資金は全額回収され、破綻の当初に懸念されていた「税金投入による債務処理」は回避された。))。
:2014年10月1日|JALエクスプレスを吸収合併。
:2014年10月23日|北海道エアシステムを再子会社化。
:2019年3月|中長距離LCC「ZIPAIR Tokyo」を設立。
:2019年3月|[[政府専用機（初代）>B747-47C]]運用終了に伴い、同機の運用支援業務を終了。
:2014年10月1日|[[JALエクスプレス]]を吸収合併。
:2014年10月23日|[[北海道エアシステム]]を再子会社化。
:2017年6月20日|国内線にて機内Wi-Fi接続サービスを恒久的に無料化。
:2017年11月16日|[[CRS]]を「アマデウス」に移行。
:2019年3月|中長距離LCC「[[ZIPAIR Tokyo]]」を設立。
:2019年3月|[[政府専用機（初代）>政府専用機]][[B-747-400>B747-47C]]運用終了に伴い、同機の運用支援業務を終了。
:2019年9月1日|国内線にて[[エアバス>エアバス（企業）]][[A350-900>A350]]の運航開始。
:2020年4月1日|新制服の着用開始。
:2020年6月3日|ZIPAIR Tokyoの成田 - スワンナプーム線が運航開始。
:2021年3月31日|[[CRS]]「AXESS」がサービス終了。
:2021年10月|[[春秋航空日本>SPRING JAPAN]]をグループに編入する((同社は後に「SPRING JAPAN」に社名変更。))。
:2024年1月|国際線に[[A350-1000>A350]]就航。
:2024年4月|2010年以来となる貨物専用便の運航再開。
**参考リンク [#kc312f31]
日本航空株式会社（http://www.jal.co.jp/）~
JAL's History（http://www.jal.co.jp/history/openning.html）~
日本トランスオーシャン航空株式会社（http://www.jal.co.jp/jta/）~
日本航空株式会社（https://www.jal.co.jp/jp/ja/）~
JAL's History（https://www.jal.com/ja/company/jal_history/）~
