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*&ruby(にじゅうはんてんろーたー){【二重反転ローター】}; [#i493ade7]
[[ヘリコプター]]に搭載される[[ローター]]の一種。メインローターを二つ重ねて搭載し、それぞれの回転方向が逆になっている。~
これによって本来機体安定に必要な[[テイルローター]]を装備する必要がなくなり、風の影響に強かったり、機体がコンパクトにまとめられる等のメリットがある。~
特にテイルブームが必要ないので((実際には巡航時の安定性を確保するため、短いテイルブームを備える))艦上運用などに適すると考えられ、実際に[[QH-50]]や[[Ka-25]]、[[Ka-27]]などといった[[対潜ヘリコプター]]が運用された。~
その反面機構が大変複雑で、整備が難しかったり、故障が比較的多いなどのデメリットもある。このため[[艦上機]]の主流にまでは至らなかった。~
[[ヘリコプター]]に搭載される[[ローター]]の一種。~
[[メインローター]]を二つ重ね、それぞれを逆方向で回転させるもの。~
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通常の[[ローター]]は、それ自体の回転と同じく機体全体も回転させようとする性質があり、これを制動する[[テイルローター]]を必要とする(([[テイルローター]]の故障したヘリコプターが、独楽のようにきりもみ回転しながら[[墜落]]するのはこのためである。))。~
一方、二重反転ローターは二つのローターが互いの慣性を中和させる事で回転運動を抑制するので、[[テイルローター]]が不要となり、これを設置するための長大なテイルブームも不要になる((実際には巡航時の安定性を確保するため、ごく短いテイルブームを備える。))。~
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これによって収納スペースを取る長大な「尻尾」がなくなり、機体はコンパクトになる。~
流体力学的な構造も単純になるので悪天候に強く、[[バイタルパート]]でもある[[テイルローター]]がないため、被弾時の生存性も向上する。~
一方、[[ローター]]の複雑な機構は故障を誘発し、[[整備員>航空整備士]]の負担(必要な作業工数)を高めて稼動率を下げ、維持費も増える。~
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総じれば艦上運用・戦闘用に適した構造であり、[[対潜ヘリコプター]]、[[攻撃ヘリコプター]]によく見られる。~
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民生用としてはあまり用いられていないが、悪天候下での災害救助を目的とした一人乗りの小型二重反転式[[ヘリコプター]]も研究が進められている。~
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関連:[[カモフ]] [[QH-50]] [[Ka-25]] [[Ka-27]] [[Ka-50]]

対潜用途以外では、[[攻撃ヘリコプター]]の[[Ka-50]]や[[Ka-52]]などが存在しており、[[テイルローター]]が存在しないため被弾時の耐久性に優れるとされる。~
また災害救助目的で一人乗りの小型二重反転式[[ヘリコプター]]も研究されている。~

関連:[[カモフ]]

http://www.masdf.com/altimeter/maks2007/fly1/s/IMG_8732.jpg~
Ka-52


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