【内燃機関】(ないねんきかん)

機械内部で燃料を燃焼させ、その燃焼ガスや空気の熱膨張によって生じる力を、動力として取り出す機関。
レシプロエンジンジェットエンジンロケットエンジンなど、通常我々が目にするエンジンは大抵これに属している。

外気の熱膨張を利用する場合、空気密度の濃い条件、すなわち低空や(着氷や点火不良がない範囲での)低温状態で効率が良くなる性質がある。
これは高密度の空気を熱するほうが、低密度の空気を熱するよりも膨張率が高く、大きな力を生み出せるためである。
逆に言えば空気密度の薄い高空や高温での出力は低下する傾向にあり、航空機エンジンの開発は、この特性との戦いでもあった。

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