【特別攻撃】(とくべつこうげき)

車両・艦船・航空機等が、人が乗り込んだまま目標に突入し、打撃を与える攻撃方法。無論、生還の望みは一切無い。 「特攻」と略された言い方が一般的で、今日では「体当たり攻撃」と同義語に扱われる事が多い。

被弾をするなどして帰還ができなくなった際にやむなく敵に突入するということは欧米でもあり、日本でもノモンハン事変?ミッドウェイ海戦?で個人の意志により行われていたが、組織的に行われたのは太平洋戦争末期の日本のみであった。
マリアナ沖海戦で初めて軍としての組織だった攻撃が行われた後、桜花等の特攻機や、回天震洋?等様々な特攻用兵器が開発された。
現在この戦法は「最低最悪の用兵の道から外れた戦法」と批判されている。

なお江田島の海上自衛隊敷地内の教育参考館には、終戦後出撃した宇垣中将と同伴した部下を除く、航空機特攻に参加した全搭乗員の名が記されている。


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