【東京ヘリポート】(とうきょうへりぽーと)

東京都江東区新木場に所在する公共用ヘリポート。
正式名称は「東京都東京ヘリポート」と呼ばれ、東京都営空港*1のひとつとなっている。

また、民間運用されるヘリポートでは最大規模となっている*2

本ヘリポートは1964年、東京都江東区の第七号埋立地(現在の辰巳二丁目)に開設。
1972年には現在地に移転し、以後、警視庁・東京消防庁・川崎市消防局航空隊・国土交通省関東地方整備局などの公共機関や在京マスコミ各社*3の取材ヘリ、遊覧飛行やチャーター便、訓練飛行を行う民間航空会社など、多数のヘリコプターが発着するヘリポートとして現在に至っている。

1985年には茨城県筑波郡谷田部町(当時。現在のつくば市)で開催された「国際科学技術博覧会(科学万博)」に際し、道路交通の渋滞を避けるために本ヘリポートから会場及び成田空港を結ぶ旅客便が朝日航洋のベル212/412により運航された。
その後、2006年からは雄飛航空*4が、2019年からはAirX社が本ヘリポートと成田空港を結ぶ旅客路線を運航している。

空港情報

種別公共用ヘリポート
ヘリパッド90m×30m
3レターコードなし
4レターコードRJTI
ILSなし*5
設置・管理者東京都


所在の官公庁航空組織


*1 運営は東京都港湾局が担当している。
*2 軍用ヘリポートも含めれば、千葉県・館山市の海上自衛隊館山航空基地が最大となる。
*3 日本放送協会(NHK)の取材ヘリを運航するオールニッポンヘリコプター社は本ヘリポートに拠点を置いている。
*4 現在は「予約があったとき」のみ運行するチャーター便として運航。
*5 2003年〜2011年までは、伊豆諸島からの救急患者輸送目的の飛行に限定して運用されていた。
*6 所轄は警備部。
*7 所轄は装備部。
*8 所轄は警防部。

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