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*&ruby(とうしゃだんりょう){【投射弾量】}; [#sde40808]
ある一定の単位において、砲弾および[[爆弾]]を発射できる重量。~
兵器の[[破壊力>デストラクションパワー]]を推定する指標の一つであり、標的の[[装甲]]や[[半数必中界]]などの諸要素が変化しない場合、投射弾量が多いほど高い[[破壊力>デストラクションパワー]]を有している事になる。~
~
具体的な算出法の例を次に示す。
+時間単位で計る場合~
[[A-10]][[攻撃機]]が装備するGAU-8[[ガトリング砲>ガトリングガン]]は、425gの[[徹甲弾]]を毎秒70発の速度で発射可能。~
よって、GAU-8の秒間投射弾量は29.75kg(425gx70=29,750g)となる。~
~
+ユニット単位で計る場合~
ある1個[[飛行編隊>エレメント]]は2機の[[A-10]]で構成され、各機は425gの徹甲弾をそれぞれ1,350発ずつ搭載する。~
よってこの飛行編隊の投射弾量は1147.5kg(1,350x425g x2=1,147,500g)となる。
戦闘における砲弾・[[爆弾]]の消費量。~
弾頭の種類などは深く考慮せず重量のみを考える。~
ただし、想定される戦闘行動において使用しない・有効性を期待できない兵装は計上しない。

> 例えば[[榴弾砲]]の投射弾量を考える際、[[砲兵]]各自で携行する[[拳銃]]などは無視する。

兵器の[[破壊力>デストラクションパワー]]を推定する指標であり、投射弾量が多いほど大規模な破壊が可能となる。~
また、実際の[[作戦]]行動や補給の都合などに応じて単位時間を定められ、その時間内に発射可能な投射弾量が問題となる。

:例1|[[A-10]][[攻撃機]]が装備するGAU-8[[ガトリング砲>ガトリングガン]]は、425gの[[徹甲弾]]を毎秒70発で発射可能。~
GAU-8の投射弾量は29.75kg/秒となる(425g × 70 = 29,750g)。~
:例2|2機の[[A-10]]で構成された[[飛行編隊>エレメント]]で、上述のGAU-8の徹甲弾が各機1,350発ずつ搭載される。~
この飛行編隊の投射弾量は1147.5kg/フライトとなる(1,350 × 425g × 2 = 1,147,500g)。


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