【土地飛行】(とちひこう)

Terrian Flight.

極低高度の地球の表面をなぞる様な飛行のことを言う。
巡航飛行と対比して、障害物が多く空気の濃い低空を飛行するため、レーダーや目視での発見を遅らせることが出来るが、燃費が悪く機体やパイロットに負担をかける問題がある。
よって、危険空域近くで行われることが多い。


アメリカ陸軍では以下の3つに分けている。

Low-Level-Flight?:低高度飛行
一定の低高度(150〜60m以下)を一定対気速度で飛行すること

Contour-Flight?:地形追随飛行または匍匐飛行
ほぼ一定の対気速度で、障害物や地面に沿うように高度を変化させる飛行

Nap-of-the Earth(NOE)-Flight:地形追随飛行または匍匐飛行
速度も高度も変化させ、Contour Flightよりもさらに低高度を飛行すること

下になればなるほど、発見されにくくなるが、燃費が悪くなり目標に到達する時間も遅くなる。 これらに巡航飛行?を合わせて、必要に応じて4つの状態を使い分ける。


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