【通商破壊戦】(つうしょうはかいせん)

重要な海域を海上封鎖し、敵国の海上交通路を機能不全に陥れて兵站を破壊しようとする戦略。
通商破壊戦を行う事、また敵国の通商破壊戦から自国の輸送船を守る事こそ海軍の存在意義である。

海上交通路を麻痺させる手段としては以下のようなものが挙げられる。

  • 敵国籍の艦船に対する海賊行為の奨励*1
  • 港湾施設への襲撃。艦載砲爆撃を用いる事が多い
  • 海軍、特に潜水艦攻撃機を派遣し、目標海域を通る船を撃沈して回る
  • 海峡や港湾に機雷を仕掛けて通行不能にする

関連:群狼戦術


*1 現代の基準で言えば紛れもない戦争犯罪である。
  しかし、近代以前では「海賊」と「海軍」はほとんど同義語に近かった。


トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS