【中空連結式構造】(ちゅうくうれんけつしきこうぞう)

棒材で基本となる「三角形」を組み(トラス構造)、それをつなげて箱形(ボックス形状)にした構造。
「スペースフレーム構造」とも呼ばれる。

鋼管(鉄パイプ)で組まれた物(中空連結式鋼管構造)は強度的に応力外皮構造よりも優れており、軽量である。
ただ、エンジン等の振動が直にフレームに伝わる、「捻れ」に対して非常に弱い、形状に自由度が少ない等の欠点もある。

過去には航空機や自動車の構造として使われたが、今日では一部のレースカーや、応力外皮構造では強度的に不安な部分のサブフレームとして用いられる事が多い。


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