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*&ruby(ちゅうきょりかくせんりょくぜんぱいじょうやく){【中距離核戦力全廃条約】}; [#qa8ad199]
1987年12月8日に米ソ間で署名された軍縮条約。~
「INF全廃条約」とも呼ばれる。~
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米ソが配備している、射程が500kmから5,500kmの[[核弾頭>核兵器]]及び通常弾頭を搭載した地上発射型の[[弾道ミサイル]]と[[巡航ミサイル]]の全てを廃棄する事が規定された。~
これにより、米ソ両国で2,682基の兵器が破壊された。~
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**退役したミサイル [#la8726e6]
この条約が履行されたことにより、米ソ両国で以下のミサイルが廃棄となった。~
このうち、米ソで各15発のみは、兵器として使用できない状態で保有することが認められ、博物館での展示などで用いられている。
このうち、米ソで各15発のみは、「[[兵器]]として使用できない状態」で保有することが認められ、博物館での展示などで用いられている。
:アメリカ|MGM-31A「パーシング��b」&br;MGM-31B「パーシング�供�&br;[[BGM-109「トマホーク」>BGM-109]]（地上発射型）
:アメリカ|[[MGM-31A「パーシング��b」>MGM-31]]&br;[[MGM-31B「パーシング�供�>MGM-31]]&br;[[BGM-109「トマホーク」>BGM-109]]（地上発射型）
:ソ連|R-12 Dvina（SS-4「サンダル」）&br;R-14 Usovaya（SS-5「スキーン」）&br;TR-1 Temp（SS-12「スケールボード」）&br;R-400 Oka（SS-23「スパイダー」）&br;RT-21M（SS-20「セイバー」）&br;SSC-X4「スリングショット」((AS-15「ケント」の地上発射型。))
この他、[[西ドイツ空軍>ルフトバッフェ]]は本条約に乗る形で、装備していた「パーシング��a」を一方的に廃棄した。
この他、[[西ドイツ空軍>ルフトバッフェ]]は本条約に乗る形で、装備していた「[[パーシング��a>MGM-31]]」を一方的に廃棄した。
