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*&ruby(ちじょうさくせんしれいぶ(かんこくりくぐん)){【地上作戦司令部(韓国陸軍)】}; [#y98a3062]
*&ruby(ちじょうさくせんしれいぶ){【地上作戦司令部】}; [#y98a3062]

|創設|2019年1月8日|
|所属組織|大韓民国陸軍|
|所在地|京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)市((本司令部が創設される前の第3野戦軍の司令部所在地でもある。))|
|上級組織|合同参謀本部&br;陸軍本部|
|所在地|&ruby(キョンギド){京畿道};&ruby(ヨンイン){龍仁};市((本司令部が創設される前の第3野戦軍の司令部所在地でもある。))|
|担当地域|韓国全土|

Ground Operations Command.~
Ground Operations Command(英)/지상작전사령부(韓).~
~
東部戦線担当の第1野戦軍と、西部戦線担当の第3野戦軍を統合した形で創設された、大韓民国(韓国)[[陸軍]]の司令部の一つ。~
[[陸上自衛隊]]の[[陸上総隊]]や、[[アメリカ陸軍]]の陸軍総軍に相当するような機関となっており、戦時には韓米連合司令部((韓国国内の韓国軍及び在韓米軍部隊を統合・指揮する為の軍事機関。1978年11月に米韓両国の合意をもって創設された。))の地上部隊を統括・指揮統制する"連合地上構成軍司令部"としての役割を担う事になる。~
大韓民国(韓国)[[陸軍]]の高等司令部の一つ。~
戦時において、韓国[[陸軍]]全軍と在韓米軍とを指揮統轄する「連合地上構成軍司令部」としての役割を担う事が想定されている。~
~
朝鮮半島における戦場は狭小で縦方向に長いだけである為、戦線を分ける(=第1、第3野戦軍を置く)必要は無いという判断と、少子高齢化に伴う入隊者数の減少に備えて、人員や部隊数を削減させていく一方、[[無人>無人機]][[偵察機]]や対砲兵レーダー装置、小型の武装ヘリコプター等を各軍団へ導入していき、火力・機動力の向上に努めていくという国防改革に基づいて地上作戦司令部を創設した、というのが韓国陸軍の見解となっている。~
[[38度線]]近辺で北東方面の防衛を担う「第1野戦軍」と、北西方面の防衛を担う「第3野戦軍」を統合した形で創設された。~
朝鮮半島における戦場は狭小且つ縦長である為、戦線を分ける(=第1、第3野戦軍を設ける)必要は無いという判断と、少子高齢化に伴う入隊者数減少に備えて、人員や部隊数を削減させていく一方、[[無人>無人機]][[偵察機]]や対[[砲兵]][[レーダー]]装置、小型の武装[[ヘリコプター]]等を各軍団へ導入していき、火力・機動力の向上に努めていくという国防改革に基づいて地上作戦司令部を創設した、というのが韓国陸軍の見解となっている。~
~
地上作戦司令部の創設は1998年から議論されており、本来なら2010年までに創設される予定であったが、8個軍団、40個近くものの[[師団]]・[[旅団]]を一元的に指揮する為の能力と基盤が長年にわたって不足していた上、2つの野戦軍を統合することによる、将官ポスト喪失に対しての軍部の反発が主原因となり、創設時期が5回も延期された。~
地上作戦司令部の創設は1998年から議論されており、本来なら2010年までに創設される予定であったが、(創設直前の時点で)8個軍団、50個以上ものの[[師団]]・[[旅団]]を一元的に指揮する為の能力と財政基盤が長年にわたって不足していた上、2つの野戦軍を統合することによる、[[将官]]ポスト喪失に対する軍部からの反発や、韓米連合司令部から韓国軍への「戦時作戦統制権((文字通り、戦時中において軍隊の作戦を指揮する権限のこと。))」の移管に関する手続き・議論等の遅滞が主原因となり、創設時期が5回も延期された。~
~
2022年11月に「第6軍団(通称:進軍部隊)」が「第5軍団」に、2023年の6月には「第8軍団(通称:東海忠勇部隊)」が「第3軍団」に吸収合併される形で廃止され、地上作戦司令部隷下の軍団の数は8個から6個へと削減された。~

**編成 [#ccb69c99]
-直轄部隊
--第36郷土防衛歩兵師団
--第3機甲旅団
--第1軍需支援司令部
-首都軍団(通称:忠義部隊)
--第36地域防衛[[歩兵]][[師団]]
--第1101[[工兵]]団
--火力[[旅団]]((2017年から実戦配備された[[朝鮮人民軍]]の長射程砲破壊の為の戦術[[弾道ミサイル]]「KTSSM」と、装輪自走式の多連装ロケット砲「K239 天武」を装備している。))
--情報通信旅団 (通信・[[C4I]]面での戦闘支援を担当。)
--地上情報旅団 ([[無人>無人機]][[偵察機]]・ドローン、ロボットを用いての[[偵察]]・警戒監視等を担当。)
--特殊機動支援旅団 ([[地雷]]・[[不発弾>不発]]除去専門の[[工兵]][[旅団]]。)
--第1[[軍需支援>兵站]]司令部
---首都軍需支援団
---第6軍需支援団
---第7軍需支援団
---第8軍需支援団
---東海岸軍需支援団
-首都軍団(通称:忠義部隊、司令部所在地:京畿道&ruby(アニャン){安養};市)
--第17歩兵師団
--第51歩兵師団
--第55歩兵師団
--首都砲兵旅団
-第1軍団(通称:広開土部隊)
--第51地域防衛歩兵師団
--第55地域防衛歩兵師団
--首都[[砲兵]]旅団
--第10防空団
--第1175工兵団
--第10[[航空団]]
--第100情報通信団
--第700特攻[[連隊]]
-第1軍団(通称:広開土((高句麗の第19代国王、「広開土王」(374年生〜413年没)のこと。))部隊、司令部所在地:京畿道&ruby(コヤン){高陽};市)
--第1歩兵師団
--第9歩兵師団
--第25歩兵師団
--第30機械化歩兵師団
--第2機甲旅団
--第2[[機甲旅団>機甲部隊]]
--第30機甲旅団
--第1砲兵旅団
--第1工兵旅団
--第1軍需支援旅団
-第2軍団(通称:双龍部隊)
--第11防空団
--第11航空団
--第101情報支援団
--第701特攻[[連隊]]
--第301警備[[連隊]]
-第2軍団(通称:双龍部隊、司令部所在地:&ruby(カンウォンド){江原道};&ruby(チュンチョン){春川};市)
--第7歩兵師団
--第15歩兵師団
--第27歩兵師団
--第3機甲旅団
--第2砲兵旅団
--第2工兵旅団
--第2軍需支援旅団
-第3軍団(通称:山岳部隊)
--第12航空団
--第102情報支援団
--第702特攻[[連隊]]
--第302警備団
-第3軍団(通称:麒麟隊、司令部所在地:江原道&ruby(インジェ){麟蹄};郡)
--第12歩兵師団
--第21歩兵師団
--第22歩兵旅団
--第1山岳旅団
--第20機甲旅団
--第102機甲旅団
--第3砲兵旅団
--第3工兵旅団
--第3軍需支援旅団
-第5軍団(通称:勝進部隊)
--第13航空団
--第103情報支援団
--第703特攻[[連隊]]
--第23警備旅団
--第303警備団
-第5軍団(通称:勝進部隊、司令部所在地:京畿道&ruby(ポチョン){抱川};市)
--第3歩兵師団
--第5歩兵師団
--第6歩兵師団
--第28歩兵師団
--第1機甲旅団
--第5機甲旅団
--第5砲兵旅団
--第5工兵旅団
--第5軍需支援旅団
-第6軍団(通称:進軍部隊)
--第5歩兵師団
--第28歩兵師団
--第5機甲旅団
--第6砲兵旅団
--第6工兵旅団
-第7機動軍団(通称:北進先鋒部隊)
--第15防空団
--第15航空団
--第105情報支援団
--第705特攻[[連隊]]
--第305警備[[連隊]]
-第7機動軍団(通称:北進先鋒部隊、司令部所在地:京畿道&ruby(イチョン){利川};市)((韓国陸軍内で唯一、(特に北朝鮮への)侵攻作戦のみを担当しており、部隊の[[機械化]]と練度向上が徹底されている。))
--首都機械化歩兵師団
--第2歩兵師団
--第8機械化歩兵師団
--第11機械化歩兵師団
--第2[[迅速対応師団>空挺部隊]]
--第8機動師団
--第11機動師団
--第7砲兵旅団
--第7工兵旅団
--第1空中強襲大隊
-第8軍団(通称:東海忠勇部隊)
--第22歩兵師団
--第23歩兵師団
--第102機甲旅団
--第17航空団
--第107情報支援団


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