【弾道弾迎撃ミサイル制限条約】(だんどうだんげいげきみさいるせいげんじょうやく)

Anti-Ballistic Missile Treaty

1972年5月に米ソ間で締結された軍備制限条約。
「ABM条約」とも呼ばれる。

弾道ミサイルを迎撃するミサイルの配備基地を首都とミサイル基地一つの2箇所にする条約である。

1990年代から弾道ミサイルの開発が中小国でも開発、配備が行われるようになり、アメリカはそれに対抗するためにミサイル防衛を研究を推進した。
それがABM条約に触れるとしてロシアはこれを批判した。
しかし、アメリカはミサイル防衛を推進することに決定し、ABM条約を2002年6月13日に脱退したため、事実上無効化した。


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