*&ruby(だいななしだん（じえいたい）){【第7師団(自衛隊)】}; [#qca8545b]
|>|CENTER:''概要''|
|創設|1962年|
|所属国|日本国|
|部隊編制単位|[[師団]]|
|兵種、任務、特性|[[機甲>機甲部隊]]|
|上級部隊|[[北部方面隊]]|
|所在地|東千歳駐屯地（北海道千歳市）|
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JGSDF 7th Division.~
[[陸上自衛隊]]に属する[[師団]]の一つ。~
陸上自衛隊で唯一の「[[機甲師団>機甲部隊]](([[防衛省]]内部での分類では「総合近代化師団（機甲型）」と呼ばれている。))」であり、有事には隷下の3個戦車連隊が装備する[[90式戦車]]及び普通科連隊に装備されている[[89式装甲戦闘車]]((本師団の普通科連隊は、実戦部隊では唯一の同車配備部隊でもある。))の重火力により「機動打撃」を担当する部隊とされている。~
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本師団は、陸自創設後の1956年に真駒内駐屯地（札幌市）で編成された「[[第7混成団>混成団]]」をルーツとする。~
1961年に[[機械化]]部隊に改編され、翌1962年に「[[師団]]」制度が発足すると共に「第7混成団」から現在の名称に改められた。~
その後、1981年に[[北部方面隊]]隷下にあった[[独立戦車部隊>機甲部隊]]「第1戦車団」を統合して[[機甲師団>機甲部隊]]へ改編され、現在に至っている。~
>この改編前は3個普通科連隊（第11・第23・第24普通科連隊）・1個特科連隊（第7特科連隊）及び1個戦車大隊（第7戦車大隊）を基幹とする部隊であったが、この改編によって戦車大隊が増強されて「第71戦車連隊」となり、旧第1戦車団隷下の「第2戦車群」「第3戦車群」が本師団の指揮下に組み込まれて「第72戦車連隊」「第73戦車連隊」となった((なお、戦車団隷下にあった「第1戦車群」はその後も北部方面総監直轄の[[独立戦車部隊>機甲部隊]]として存続していたが、2014年3月に解隊され、その人員はコア部隊から現役部隊に復帰した第73戦車連隊に充てられた。))。~
一方、普通科部隊では第23普通科連隊が廃止され、第24普通科連隊は宮崎県・えびの駐屯地へ移駐して[[第8師団>第8師団（自衛隊）]]の隷下となった((ただし実際には、本師団隷下部隊として廃止になった翌日に編制された新しい普通科連隊に「第24普通科連隊」の名がつけられたものであり、人員は新部隊へ引き継がれていない。))((現在、本連隊は[[コア部隊]]として西部方面混成団に編入されている。))。
現在の本師団は、司令部を北海道・東千歳駐屯地に置き、1個[[普通科]]（[[機械化]][[歩兵]]）連隊・2個[[特科]]（[[野戦砲兵>砲兵]]・[[高射砲兵>砲兵]]）連隊及び3個[[戦車連隊>機甲部隊]]を基幹とする約5,800名((人員規模は、他国の基準を適用すれば「独立機甲旅団」程度の兵力である。&br; （ただし、陸自の他の「[[師団]]」「[[旅団]]」も、他国の基準に照らせば実質上は「[[独立混成旅団>旅団]]」「（増強）独立歩兵連隊」程度の兵員数でしかない）))の兵員を擁し、北海道道央部（胆振・日高地方）の防衛警備・災害派遣・民生協力及び国際貢献活動などを任務にしている。~
**部隊編制 [#keca2009]
-司令部（東千歳駐屯地 以下地名）および司令部付部隊
--第11普通科連隊（東千歳）
--第71戦車連隊（北千歳）
--第72戦車連隊（北恵庭）
--第73戦車連隊（南恵庭）
--第7特科連隊（東千歳）
--第7高射特科連隊（静内）
--第7飛行隊（[[丘珠>札幌飛行場]]）
--第7施設大隊（東千歳）
--第7後方支援連隊（東千歳）
--第7通信大隊（東千歳）
--第7偵察隊（東千歳）
--第7化学防護隊（東千歳）
--第7音楽隊（東千歳）~
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