【大分空港】(おおいたくうこう)

大分県北東部の国東半島沿い*1に位置する空港

宮崎空港と同様、第二次大戦前に海軍航空隊の飛行場として、現在の大分市内に開設された。
終戦後に第二種空港(当時)として同地に再開されたが、滑走路の両端を川で挟まれていて延伸が困難だったことや周辺の市街地化、また、大分市の「新産業都市」指定の条件として移転が求められたため、1971年に現在地へ移転。*2
このとき、大分市内との連絡のためホバークラフトが就航。
この路線は長らく空港アクセスとして親しまれていた*3が、2009年10月に運営会社が経営破綻、運行休止となってしまった*4

また、かつては日本エアシステムの乗員訓練所があったこともあり、JALグループをはじめとする各社によるタッチ・アンド・ゴーや、宮崎空港に併設された航空大学校による飛行訓練がここで行われている。

種別:拠点空港(国管理・旧第二種
滑走路:2,999m×46m(01/19)
3レターコード:OIT
4レターコード:RJFO


*1 敷地は行政上、国東市に属している。
*2 現在、旧空港の跡地は「大洲総合運動公園」および「新大分球場」となっている。
*3 1988年にJR四国の宇高航路急行便が廃止されてからは、日本唯一のホバークラフト商業運行路線となっていた。
*4 なお、これによって日本国内におけるホバークラフトの商業運航路線はすべて消滅となった。

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