【多機能RFセンサ】(たきのうあーるえふせんさ)

防衛省技術研究本部が開発中の航空機搭載用レーダー
「スマートRFセンサ」とも。

同じく防衛省技術研究本部で開発中の先進技術実証機「心神(ATD-X)」に搭載される予定である。
アクティブフェースドアレイ方式パルスドップラーレーダーであり、また、レーダーとしての機能のほかにECMESM、通信の機能も持っており、すべての機能を同時に利用することが出来る。*1

本レーダーはESMにより方位情報を得、ピンポイントにレーダー照射を行う。また必要であれば同時にピンポイントでECMを行うことも可能である。
これにより、レーダーやECMを用いることによりESMに探知されにくくすることができる。

なお、同レーダーはF-2に搭載されているJ/APG-1の直系に属するレーダーでもある。

スペックデータ

バンド帯Cバンド〜Kuバンド
アンテナ方式電子走査+デジタルビーム形成
探知距離不明

*1 従来はECMを用いると自らはレーダーの使用ができなくなったが、これらの機能を瞬間的に切り替えることにより同時使用が可能になった。

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