*&ruby(ぜんにっぽんくうゆ){【全日本空輸】}; [#j6157d91]
|>|CENTER:''概要''|
|創設|1952年((前身の「日本ヘリコプター輸送」及び「極東航空」創設の年(なお、創業日は極東航空の方が1日早い)。))|
|ハブ空港|[[東京国際空港]]&br;[[成田国際空港>成田空港]]&br;[[関西国際空港]]&br;[[大阪国際空港>伊丹空港]]|
|焦点空港|[[中部国際空港]]&br;[[福岡空港]]&br;[[新千歳空港]]&br;[[那覇空港]]|
|[[マイレージサービス]]|ANA Mileage Club|
|[[保有機材数>フリート]]|234機|
|[[同盟>アライアンス]]|スターアライアンス|
|航空会社コード|IATA:NH&br;[[ICAO>国際民間航空機関]]:ANA|
|[[コールサイン]]|&ruby(オールニッポン){AllNippon};|
|本拠地|東京都港区|

All Nippon Airways (ANA).~
日本の航空会社のひとつ。本社は東京都港区に所在。~
~
[[フラッグキャリア]]であった[[日本航空]]より後発であったため、創業以来長らく日本の国内線を中心に路線網を展開。~
現在でも日本国内で最大の路線網と旅客数を誇っている。~
また、(いわゆる「[[45/47体制]]」が終了した)1986年以降には国際線にも進出。~
アジア・欧州・北米に路線を展開し、就航都市数などは[[日本航空]]とも遜色ない規模に達している。~
~
近年は傘下の[[格安航空会社]]「ピーチ・アビエーション」「バニラエア」が軌道に乗り、訪日客需要増にこたえている。~
~
「日本ヘリコプター輸送」が前身企業の一つであった((さらに同社の前身をたどると、[[第二次世界大戦]]後、[[GHQ]]により活動を禁じられた民間航空関係者の失業救済を目的とした「社団法人興民社」に行きつく。))ため、今でもその当時の2レターコード「NH」を継承している。~
ただし、[[ヘリコプター]]運航事業は1986年に設立された「オールニッポンヘリコプター」へ譲渡され、事実上撤退している。~

>なお、現在のオールニッポンヘリコプター社は、日本放送協会の取材用ヘリコプターの運航・維持管理のみを専業で行っている。

関連:[[45/47体制]]

**現在の使用機体 [#o0a4399f]
-国際線
--[[B787-8>B787]]~
ローンチカスタマー。~
--[[B777-300ER/-200ER>B777]]~
--[[B767-300ER>B767]]~
子会社「エアージャパン」との共用機。古い機体から順次退役している。~
--[[B737-700ER>B737]]~
ローンチカスタマー。全席を[[ビジネスクラス]]にした「ANA Business Jet」として2タイプを供用。
~
-国内線~
--[[B787-8/-9>B787]]~
ローンチカスタマー。~
--[[B777-300/-200/-200ER>B777]]~
--[[B767-300/-300ER>B767]]~
古い機体は順次退役し、[[B787]]と[[A321>A320]]で置き換える。~
--[[B737-500/-700/-800>B737]]~
500型は子会社「ANAウイングス」が運航していたが、順次退役中。~
700型及び800型はANAウイングスと共用で、国際線でも中国・香港・ムンバイ線に供用されている。
--[[A320neo>A320]]~
2016年から国内線に就航。国際線にも2017年から順次就航。
--[[A320-200>A320]]~
順次退役中((後継には最新型のA320neo/A321neo/A321ceoが充てられる予定。))。
--DHC-8-400(Q400)~
ANAウイングスが運航。

-[[貨物機]]~
いずれもエアージャパンとの共用。~
--[[B767-300F>B767]]
--[[B767-300BCF>B767]]~
中古のB767-300ERを改造したもの。

**導入予定の機材 [#f2b3ead9]
-[[A321neo/A321ceo>A320]]
-[[A380]]
-[[B787-10>B787]]
-[[B777-9X>B777]]
-[[MRJ]](ローンチカスタマー・運航はANAウイングスが行う予定)

**略史 [#bee1c74b]
:1945年|源流である「社団法人興民社」設立。
:1952年12月26日|大阪で「極東航空株式会社」設立。
:1952年12月27日|興民社の組織・人脈を活用して「日本ヘリコプター輸送」設立。
:1953年12月15日|日本ヘリコプター輸送が[[貨物機]]事業に参入。
:1954年2月1日|日本ヘリコプター輸送が[[旅客機]]事業に参入。
:1958年3月1日|日本ヘリコプター輸送と極東航空が合併、現在の全日本空輸が設立((この当時の[[フリート]]は[[ダグラス]][[DC-3]]、デ・ハビランドDH114「ヘロン」、[[ベル47]]などであった。))。
:1960年3月|国際チャーター便事業に参入。
:1962年10月|国産旅客機・[[YS-11]]のローンチカスタマーとなる((ただし、実際の納入は2年後の1964年になった。))。
:1964年11月1日|藤田航空を吸収合併。
:1965年2月1日|中日本航空の定期航空部門を吸収合併。
:1967年12月1日|長崎航空の定期航空部門を吸収合併。
:1986年2月|ヘリコプター事業を「オールニッポンヘリコプター」社に譲渡。
:1986年3月3日|国際定期便事業に参入([[成田>成田空港]]〜グアム線)((当初用いられたのは[[L-1011]]であった。なお、現在は本路線からは撤退している。))
:2003年|公式の略称を「全日空」から「ANA」に変更。
:2004年4月26日|[[ボーイング]][[787>B787]]のローンチカスタマーとなる。

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